少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 親の負担とは何かを考える

最近・・

少年野球の親の負担の話題が多く取り上げられています。

少年野球の親の負担

では・・

実際に親の負担とはどのようなものがあるのでしょうか?

係を例に並べてみましょう。

・代表・副代表

・婦人部長

・会計

・会計監査

・ ユニフォーム係

・ 合宿係

・合宿会計

・ 配車係

・入団受付

・イベント係

・スポーツ保険

・写真撮影係

・ホームページ係

・球場予約

ざっとこんなところでしょうか?

実際に挙げてみると・・

こんなにもあるものかと改めて思ってしまいますね(^^;

少年野球は親が大変だから・・

係の他にも・・

車を出す方・・

審判・・

子供の氷などの準備・・

その外にも【負担】と呼ばれているものがあります。

このような負担が少年野球には多いため・・

野球人口が減ってきているとも言われています。

確かに・・

少年野球の保護者・・

そう聞くと大変そうというイメージを持たれますね。

そのような傾向の中で

最近は【お茶当番】の廃止など・・

親御さんになるべく負担をかけないようにしようというチームさんも多くなってきました。

その一方で少年野球は保護者の協力が成り立たないという意見も多くあります。

住んでいる地域性やチームの方針・・

選手の人数など正解は一つではないと思っています。

ただ・・

少年野球の親は大変だから子供が野球を出来ない・・

ということで野球少年が野球を出来ないのは非常に悲しい事です。

と同時に・・

上記に挙げた係を全部指導者の方にお任せすることになれば・・

指導者の方の負担が多くなってしまいます。

少年野球の親の負担

難しいのは【少年野球の親の負担】という考えが一人一人違うからです。

係をすることを負担に考えずに喜んでやってくださる方もいれば

家庭の事情等で負担と考えてしまう方もいる。

もっと言えば・・

何で子供の野球に親が手伝わなければいけないのか?と

考える人もいらっしゃるわけです。

そこが一つになっていれば問題ないのですが

なかなか難しいですよね・・。

僕の中では

【やれる人がやれることをやっていただくだけでいい】

そう思っています。

土日がお仕事の人に毎週末来てくださいと言うのはおかしな話です。

【やれない】と【やらない】は大きな違いがあります。

逆に【やらない】という人に対して・・

何とかお子さんの野球を観に足をを運んでくださいね・・

というアプローチはしますが・・

それでも来ない人も中にはいらっしゃいます。

そこは・・

もう仕方ないのではないかと・・

僕は思っています。

いい悪いではなく・・

考え方が違うので・・

そして・・

それを責めると子供がかわいそうかなと・・。

上記に挙げた係も・・

本当に全部必要なのかどうか・・

これもチームによって考えが違うと思います。

ただ単に『昔からあるから・・』というだけで残っているだけの係なら

無くしても問題ないのではないでしょうか?

私は指導者や父母会長もさせていただきましたが【負担】だと考えたことは一度もありませんでした。

しかし・・

周りの方に強要することもありませんでした。

一人一人の考えや環境も違うからです。

~年中夢球 yosshy ~

 

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。