最近…
私の所に来る一番多い相談内容です。
『一部の親の力が強すぎて困っています』
『一部の親が采配やスタメンに監督に抗議しています』
『一部の親の力が強すぎてその取り巻きだけでチーム運営をしています』
親の力が強すぎて…
困っている。
このような内容のご相談が私の所に多く寄せられます。
自分はあまりこのような経験がないので…
現実的にこういう事があるのだとビックリさせられます。
『監督さんはどうしていらっしゃるんですか?』
私は皆さんにこうお聞きします。
『監督が保護者に何も言えないんです』
『監督の言うことを聞かないんです』
このような言葉が多く返ってくることにビックリします。
『会長さんや代表の方にご相談したらいかがですか?』
と質問すると
『それでも同じです』
『代表は現場に来ないので状況を把握出来ていません』
こんな答えが返ってきます。
中にはそれが原因でチームが解散してしまったり大勢の退部者が出てチーム運営が成り立たなくなったお話もお聞きします。
こうなると…
【チーム】ではなくなってしまっています。
指導者が偉いとか…
保護者会長が偉いとかではなく…
チームに在籍している以上【役割】があるわけです。
子供達のために・・
それぞれの役割があります。
スタメンや采配は当然の事ながら監督・コーチの指導者の方にあります。
親御さんが口を出す所ではありません。
そして…
このような親御さんがいる場合…
監督や代表の方が【ピシッ】と話をしないと・・
輪が大きくなってくることがあります。
何も言わず(言えず)そのままにしておくと
この親に同意してくる親がくっついてきます。
大概…
こういう親御さんは自分の子供の扱いに不満を持っている親御さんです。
チームを本当の意味で良くしよう…
なんて思っていないのです。
自分の子供の立ち位置が良くなれば満足なのです。
またチームの中心選手の親御さんが采配に口を出してくるケースもあります。
『ウチの子供はうまいのに勝てないのは他の選手や監督の采配のせいだ』
矛先が指導者や他の子にいくわけです。
指導者が偉いわけでもありません。
保護者会長が偉いわけでもありません。
全ては【子供のために】という共通の思いがあるはずです。
その【子供のために】は・・
【一部の子供】ではなく・・
【全員の子供】のことを思ってなければいけません。
色々な親御さんがいらっしゃり・・
指導者の方も大変だと思いますが・・
【言わなければいけないこと】
は言わなければなりません。
~年中夢球~