やる気があるのになかなか上達しない・・
やる気があるのに空回りしてしまっている選手・・
皆さんのチームにもいませんか?
やる気はあるのになかなか技術が上達しない選手がいます。
努力をすることは大切ですが
「努力をすれば何とかなる」と思っているタイプです。
方法論が間違えていることが多く・・
間違えた練習方法や自分に合わないバッティングフォームで素振りをしている選手。
正しくないフォームでシャドーピッチングをしている選手。
「練習は嘘をつかない」
と言いますが・・
間違えた練習は嘘をつくのです。
こういう選手は指導者のどんな言葉や行動が必要なのでしょうか?
数も僕は必要だと思っていますが・・
間違えたバットの振り方や・・
間違えたシャドーピッチングをすればそれだけ悪い癖がついてしまいます。
こういう選手は素振りをたくさんやった。
シャドーピッチングをたくさんやった。
というように『数の論理』が強くなってしまうのです。
せっかく毎日バットを振っても・・
間違えた振り方で振ってしまっていては意味がありません。
数をこなすことが目的ではなく・・
ヒットを打つための素振りを心掛けなければいけません
具体的な方法論を指導者が示すことが一番です。
素振りの方法や正しいバッティングフォームを指導者が
指導してあげなければ
『間違えた振り方の数を増やしているだけ』
になってしまいます。
がむしゃらにがんばっているのになかなか結果が出ない一つに
「修正能力が乏しい」ことが挙げられます。
何か問題があった時に途中で修正をしないで・・
「がんばればなんとかなる」
とそのまま付き進んでしまうのです。
こういう選手には定期的に指導者が現状を把握し・・
助言をしなければいけません。
目標を達成するためにPDCAサイクルがあります。
P(plan)
D(do)
C( check)
A(action)
中学生や高校生になると自分自身での修正能力が付いてきますが
小学生ではなかなか難しい事です。
連写や動画を撮ってあげたり・・
調子がいい時のフォームを見せてあげたりして・・
修正をすることが大切です。
がむしゃらに数を振ることも大切な時がありますが・・
目的は数をこなすことではないということです。
目的はあくまでもヒットを打つことであり・・
その先にチームの勝利があることです。
やる気があるのに空回りしてしまっている選手は・・
指導者の見方や指導でガラッと変わります。
やる気がある選手は指導者の言動で貴重な戦力になります。
~年中夢球~