少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 親の【アピール】が【押し売り】になっているかもしれません

子供がアピールするのが苦手なんです・・

時々お母様からそうお話しを頂くことがあります。

『アピールしなさい』という親

移籍してくるお母様やお父様が

『ウチの子は前のチームで4番でした』

『ウチの子はエースです』

と何も聞いてこないのに自ら色々お話しをしてくる方がいらっしゃいます。

また自分の子供に・・

『監督の前でアピールをしなさい』

『あなたは力があるのにアピールが足りないのよ』

こんな風におっしゃる親御さんがいらっしゃいます。

ここでいう親御さんのアピールは・・

【我が子の立場】

だけではないでしょうか?

 

『アピール』が『押し売り』になっていませんか?

子供が自ら考え【アピール】するのならまだわかるのですが・・

親から言われてする【アピール】だったり・・

こちらが聞いていないのに

【ピッチャーができる】

【4番だった】

と親が自ら指導者にアピールしてくるのは僕からするとアピールではなく・・

【我が子の押し売り】になってはいないでしょうか?

そもそも【アピール】とは何なのでしょうか?

そもそも【アピール】というのは自分の子ががどれだけ優れているかを語ることではありません。

そうだとしたら・・

自分のお子さんのことだけ考えていることになりませんか?

 本当の『アピール』とは・・

本当のアピールとは・・

自分のことや自分の子供のことを考えることではありません。

本当のアピールというのは・・

チームに自分がどれだけ貢献できるのかということです。

時々在籍している選手の親御さんから

『私はショートにこだわっている』

『エースナンバーにこだわっている』

という話を直接指導者に言ってくる親御さんがいらっしゃいますが・・

親御さんのアピールプレーは必要ありません。

【チームのために俺はこれだけ貢献できる】

と子ども自身が思い行動することは指導者から見れば

【アピール】になります。

しかし・・

我が子の立場だけを考えている親御さんが・・

我が子のことだけを考え

『アピールしなさいよ』

と言っているのは指導者から見ると何のアピールになっていません。

それどころか【自分の子供ばかり発言する親】に見られてしまっているかもしれません。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。