少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 【本音】ミーティングの勧め

私は小学生の指導者ですが【ミーテイング】にかなりの時間を費やす方です。

練習以上にミーティングが大切な時があります。

ミーティングは子供主導

皆さんのチームではミーティングをどれぐらいするでしょうか?

試合終了後には皆さんのチームでもミーティングをされていると思います。

私のチームでは・・

練習前・練習後。

そして・・雨の日もミーティングをすることがあります。

ミーティングは【子供達主導】で行っています。

私がミーティングに参加する時は【ヒントと肉付け】だけです。

子供達だけではわからない所や・・

決まったことに少しアイデアを加える程度です。

本音ミーティング

雨の日にミーティングをする時に何を話すのかというと・・

【本音ミーティング】の話し合いをします。

形だけでない・・

本音の部分を話そう・・

という内容。

この【本音ミーティング】のルールは二つあります。

①悪口大会ではないということ。

②チーム目標からずれていないこと。

私は【チームの目標】があってチームだと思っています。

ですから話題が目標からずれないこともルールの一つとして決めています。

目標が【神奈川で優勝する】ということであればその目標に対して○なのか☓なのか・・

ということになります。

今まで強い年代はこの【本音ミーティング】でみんなでガンガン意見を飛ばし合っていました。

その根っこには目標である【優勝】について全員が真剣に向かっていっていたからです。

何もない所からだと切り口を子供から出すのは難しいので私からお題である【ヒント】だけ出します。

〇練習メニュー

〇声

〇私生活

〇守備

〇バッティング

〇ピッチング

〇走塁

〇自主練

などなど・・。

例えば【声】という所でこんな話になったことがあります。

あるピッチャーの子が

『楽に!楽に!ってあれ・・嫌だわ・・』

と言いました。

『そうなの?楽に!って思って言ってるのに・・』

と野手陣。

『こっちは楽に投げてんだよ!って思うんだよ』

こんな本音が出たこともありました。

他にもピッチャーの子がキャッチャーの選手に

『投げたい球が一致しない』

とか・・

外野の子が内野の選手に

『カットラインに入ってくるのが遅い』

とか・・

普段思っていることを話し意見をぶつけ合っていきます。

全ては【優勝】という目標のためにです。

本音ミーティングに必要なもの

この【本音ミーティング】の目的は・・

チームの目標のために・・

本音を言うことにあります。

この本音ミーティング・・

喧嘩になったりすることはありませんでした。

彼等には共通の目標があり・・

そして【信頼】があったからだと思います。

逆にチーム目標がいい加減であったり・・

緩い目標意識で合ったり・・

信頼がないと・・

この【本音ミーティング】は出来ないかもしれません。

ちなみに本音ミーティングなので・・

選手から僕に本音を言ってくることもあります(笑)

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。