野球選手はプラス思考のほうがいいとよく言われます。
私も基本的にはプラス思考の方が野球選手はいいと思っています。
しかし・・
そのプラス思考を間違えてはいけない部分もあります。
野球を続けていると辛いことがたくさんあります。
なかなかスタメンが取れない・・
サヨナラエラーをしてしまった・・
そんな時は落ち込んだり悲しくなるはずです。
落ち込んだり辛くなっ時に・・
その感情(マイナス思考)を無理やりに抑えつけてプラス思考に持っていくことは【プラス思考】とは言えません。
これが【ニセモノプラス思考】であったり・・
【プラス思考勘違い人間】と呼ばれます。
その落ち込んだり辛くなった感情を一度受け入れることが大切なのです。
その感情を受け入れた後に【前向きな心】を持つことが本当のプラス思考です。
一度心で受け入れていないのに
『次はどうにかなる』
『気にしないで行こう』
と考えるのはただの【なあなあ】です。
挫折する所はしっかり挫折をして自分を受け止めるのです。
そうすることによって本当の【強さ】が備わるのです。
なんでもかんでも【プラス思考】と言って挫折を受け止めなければ・・
何でもかんでもプラス思考にしてしまうと【逃げ癖】がついてしまいます。
試合中はどうでしょうか?
試合中はマイナス思考やネガティブな発想を持ってはいけません。
ミスをしてもプラス思考でなければいけません。
試合中・・
チームの調子がいい時は誰もがプラス思考になっているはずです。
しかし・・
ピンチの時はどうでしょう?
チャンス時に声がたくさん出るのに・・
ピンチになると急に声がでなくなるチームがあります。
この時こそ【プラス思考】が必要なのです。
しかし、この時のプラス思考は【根拠のあるプラス思考】です。
辛い練習を耐えてきたからこの場面も大丈夫だ。
誰よりも朝早く起きて毎日がんばった。
打たせれば一緒に練習をしてきたバックが必ず捕ってくれる。
最悪のケースの中で【根拠のある自信】を持てることが【ホンモノプラス思考】です。
そのためにも普段の練習が大切なのです。
~年中夢球~