【考える野球】とは何でしょうか?
どうすれば【考える選手】が育つのでしょうか?
子供自らが【考える】ことによって身に付くことがたくさんあります。
それは野球の時はもちろんですが私生活の時から必要とされます。
【考える習慣】を子供が出来ているかどうかです。
【習慣】というのはある意味【無意識化】です。
色々な場面や局面で無意識に【考えること】が出来る選手が野球や実生活でも活躍していきます。
どうしてなんだろう・・
なぜなんだろう・・
常にそう考える選手は
自分の質問を解決しようとします。
ただ・・
その子供が【考える機会】を大人が奪ってしまっている場面をとても多く見かけます。
練習に行く朝・・
今日はとても寒い日です。
『寒くない?』
は投げかけです。
『上着を持っていったら?』
は助言です。
『上着を持っていきなさい』
は強制です。
いいプレーヤーは自己管理もしっかり出来ています。
自己管理が出来ている選手は『自分で考えること』が出来ているからです。
野球がある前日と当日に自分で天気予報を見て・・
『明日は上着を多く持っていこう』
『今日は熱くなりそうだからアンダーシャツを多めに持っていこう』
と自分で考え行動出来るはずです。
グラウンドにも子供達が自ら考え行うべきことがたくさんあります。
・グラウンド整備
自らが日頃からグラウンド整備をする選手だからこそ試合の時もデコボコになっている場面に気が付くはずです。
・荷物運び
【重そうだから持って行ってあげる】
そう言って荷物を持ってしまう親御さんがいらっしゃいますが・・
重たい荷物をチームでどう分担して持っていくのかを子供自身が考えることも大切な一つなのではないでしょうか?
・倉庫の片づけ
倉庫の片付けも子供達が考えて自分たちの手で出来ます。
どうやったら道具を取りやすいのか?
何を奥にしまったらいいのか?
彼等は考えて倉庫を整理することが出来ます。
・ブルーシート
【ブルーシ-トは大人が畳むからいいいよ】
そう言って荷物を持ってしまう親御さんがいらっしゃいますが・・
あの大きなブルーシ-トを選手みんなでいかに効率よく・・
そして、綺麗に畳めるのかを子供達は子供たちなりに考える事が出来ます。
大人が手を貸せば貸すほど子供達は考えなくなります。
子供達が本当にできない事だけ大人が助けてあげればいいのではないでしょうか?
小学生・・中学生と自分自身で考え行動する。
それが【高校球児】への道に繋がっています。
小・中学生は考え行う【考行球児】 の準備期間なのではないでしょうか?
~年中夢球~