少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球【何で出来ないんだ】と【何のためにやるんだ】の違い

何で声を出さないんだ。

何でやる気を出さないんだ。

何で声を出さないんだ

『何で声を出さないんだ』

声が出ていない選手に思わず言ってしまいそうな一言ですよね。

では、この言葉を言われた選手はどう思っているのでしょうか?

何で・・・

というのは【行動の原因化』と言われています。

何で・・僕は声が出ないのだろう・・

何で・・僕は声を出しているつもりなのに怒られるんだろう・・

こう考えると子供達はどんどんマイナス思考にはいっていきます。

我々大人でも会社で上司の方に

『何でこんな仕事もできないんだ』

と言われたら気持ちはマイナスの方に動いてしまいますよね。

言葉の原因化の指示を辞める

『何で声を出さないんだ』

という【言葉の原因化】を少し変えてみるとどうでしょうか?

『何で声を出さないんだ』

という言葉ではなく

『何のために声を出すのか』

という言葉に変えてみることです。

私自身も昔は『何で・・』とよく子供達に言っていましたが・・

よく考えてみると子供達が答えられないのです。

『声の重要性』

が子供達に根付いていないわけです。

そこで選手全員に聞いてみました。

『何のために声を出すのかな?』

・ミスを防ぐため

・仲間に元気を与えるため

・自分が元気になるため

・ミスからの切り替えため

・強そうに見えるため

・楽しい気分になれる

・確認のため

子供達からはこんな言葉が出てきました。

こちらの記事もご参考にして下さい。

少年野球 【バッチこーい】の声が続かない理由

行動の目的化

何で声を出さないんだという【言葉の原因化】ではなく・・

何のために声を出すのかという【言葉の目的化】です。

そして彼等に僕はこう言いました。

『ミスが防げて・・ミスからの切り替えをして・・仲間に声を掛けて・・自分にも元気を与えるために声を出すとチームはどうなる?』

彼等は口を揃えて

『チームが強くなります』

そう答えました。

我々大人が子供に【こうして欲しい】という思いが一緒でもそのアプローチの仕方で子供の受け取り方は変わります。

【行動の原因化】

が時には必要になる場合もあります。

しかし、そればかりでは物事が根本的に解決しない事が多いのです。

【行動の目的化】

を子供達が自ら考えるからこそ、それは行動に表れていくのです。

こちら側のちょっとしたアプローチで子供が気付くかもしれません。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。