
2022年2月4日
練習時間は子供全員に平等に与えられています。
もっと言えば1日24時間という時間は全員平等に与えられています。
同じ練習時間なのに・・
同じ練習メニューなのに・・
どうして上達することが早い選手となかなか上達しない選手がいるのでしょうか?
練習時間という【時の時間】は同じでも・・
意識という【心の時間】が違うからです。
『1時間ノックをするよ!』
そう言われた時に皆さんのチームの選手やお子さんはどう思っているでしょうか?
【1時間もノックかよー・・だるいなあ】
と思う選手と
【よし!この1時間はグローブの角度に気を付けるぞ】
と思う選手。
同じ1時間でも【意識】の差が心の時間の違いを生みます。
そして、それは【技術の差】となってきます。
家での自主練習はどうでしょうか?
素振り【すぶり】と素振り【そぶり】は違います。
自らの意思で行う素振り【すぶり】はヒットに繋がりますが・・
人から言われた素振り【そぶり】は【空振り】にしかなりません。
【練習】と【練習をしているフリ】は全く違うものです。
感情という意識の差が技術の差となって表れてきます。
1時間のノックの話に戻りますが・・
『1時間のノックだるいなあ』
『グローブの角度だけ気を付けて1時間がんばるぞ』
というこの二人の選手の1ヶ月後はどうなっているでしょうか?
1年後はどうなっているでしょうか?
前者の選手が上達が遅くなるのは必然的な事です。
やっている【つもり】は・・
がんばっている【つもり】は・・
【積もり】ません。
そして我々指導者も・・
やっているフリだったり・・
がんばっているつもりだったりすることがあるのかもしれません。
~年中夢球~