少年野球は6年生の終わりが近づき新チームへ少しずつ動いているチームさんもあることでしょう。
中学野球やクラブチーム、そして、高校野球は秋の大会を終えチームとしての半分が終えた所だと思います。
多くのチームさんが秋の試合を終え・・
これから長い冬の練習に入っていく時期です。
皆さんのチームではチーム結成当時に【目的】を決めている事と思います。
○○大会で優勝すること。
全国大会に出場すること。
いつもお話しさせて頂きますが【チーム】というのは・・
【目的が同じである集団】
でなければいけません。
その目的に向かって何をすべきかをまた指導者も親も・・
そして、子供も考え行動しなければならないわけです。
新チームになって半年・・
色々なものが見えてくる時期だと思います。
目的が叶ったチームであれば新たな目的を作らなければなりません。
目的の途中であればその目的に行くまでの方法が今のままでいいのかを見つめ直す時期でもあります。
挨拶や道具を大切にすることの大切さを疎かにしていないか。
練習メニューは今のままでいいのか。
【目的地】に辿り着くまでの【現在地】を知る確認をする時期がこの時期なのだと思います。
車のナビに例えると・・
目的地が間違っていればたどり着くことはできません。
また現在地がどこかわからなければ進む道がわかりません。
時には歩いてきた道を振りかえることも必要です。
今、立っている現在地をどのような道で歩いてきたのか。
目的地までどれくらいなのか。
指導者の方も子供も・・
時には【立ち止まる】ことも必要です。
立ち止まるからこそ見える景色や気付きがあります。
私も指導者をしていると迷う事ばかりです。
私自身も道に迷ったら【目的地】と【現在地】を把握するようにしてきました。
そして・・
大切なことは子供たち【現在地】と【目的地】の確認の話し合いをしてもらうこと。
どうやったらその目的が叶うのか。
今のチームに何が足りないのか。
何がいい事で持続していくことなのか。
冬練が始まるこの時期にチームの【現在地】を指導者と子供自身が把握することで
春や夏にどういうチームになっているのかが変わって来るものになるかもしれません。
~年中夢球~