


少年野球 今日ヒット打った?と聞いてしまう親

少年野球 練習を休みがちな選手を試合に出すかどうか?

巨人の監督となった原監督は会見で『のびのび野球』という言葉を使われました。
私は『のびのび野球』というとKKコンビのPL学園を敗った木内監督が率いた取手二高を思い出します。
桑田投手は秋の国体後に、取手二高に足を運び衝撃を受けたと言っています。
少年野球でも『のびのび野球』をスローガンに掲げているチームさんもいらっしゃると思います。
横断幕などにもよく『のびのび野球』と書いてあるのを見かけますね。
ではのびのび野球とはどんな野球なのでしょうか?
『のびのび野球』というと子供たちが楽しそうに野球をしているイメージが出て来ます。
僕が思う『のびのび野球』とは子供が【学ぶ】ことだと思うんですね。
当然のことながら指導者は【教える】こともあります。
ですが、大切なことは、そこから子供達が【学ぶこと】が出来たかどうかだと思っています。
学ぶことは野球の技術だけではありません。
悔しくて悔しくてたまらない敗戦。
野球で味わう挫折。
そういう逆境から学ぶこともたくさん野球にはあります。
のびのび野球というのは子供が好き勝手にやっていることとは違います。
そこにはルールがありルールの中で子供たちが自主性を持っていることです。
好き勝手にやる事と自主性は違います。
しかし、幼い小学生は時にそのルールを破ってしまう事もあります。
チームで決めた全力疾走や挨拶などを怠る時もあります。
指導者に叱られる時もあるでしょう。
でもこれも【学ぶこと】なのです。
全力疾走や挨拶をしないチームは【のびのび野球】ではありません。
ただの【だらしないチーム】です。
野球はたくさんの学びを子供たちに教えてくれます。
そのためにも大人が手や口を出しすぎない事です。
たくさんの学びは子供を成長させてくれます。
子供を伸ばしてくれます。
これが【伸び伸び野球】なのではないでしょうか?
嬉しい経験も辛い経験も子供たちが学び人として伸びていく。
子供たちは一本の大きな木です。
野球を通してその木を上へ上へ伸ばす事が我々大人の役目です。
~年中夢球 photo yosshy~