先日・・
書店に行って野球コーナーを見ていました。
『子供が楽しめる練習メニュー』
『子どもが飽きない練習メニュー』
そのようなタイトルの本がたくさん並んでいました。
読んでいると参考になることもたくさんありました。
私はこのブログでも『指導方針』という言葉をよく使わせていただきます。
みなさんのチームにも『指導方針』がありますよね。
『勝敗に関係なく子供に野球の楽しさを教える』
『技術を高め勝ちにこだわる』
正解はありません。
チームの方針はそれぞれでありその方針に自分の子供に合うかどうかを親は見極め入部していきます。
私が言いたいのは
『練習メニューや指導方法ばかりに眼がいっていないだろうか』
ということなんです。
もちろん練習メニューや指導方法も大切なことです。
勉強熱心な指導者の方はいろいろな指導方法や指導メニューを勉強されます。
頭が下がる思いです。
指導者に勉強は必要不可欠なことです。
大切なお子さんを預かっているわけですから。
指導法方法や練習メニューも大切ですが・・
ただ一番大切なことは『指導方法』や『練習メニュー』ではなく『指導方針』なんです。
コーチ会議などでも
『どういう練習メニューをしようか』
そういうことが話し合われることが多いと思います。
もちろん必要なことです。
ですが『指導方法』や『練習メニュー』の前提には『指導方針』があるわけです。
その指導方針があっての練習メニューや指導方法なんです。
その指導方針についての確認を話したり再確認する話し合いをする時間が大切なことではないでしょうか。
練習メニューや指導方法は『方法論』です。
指導方針はチームの『顔』です。
だからこそグレ-であってはいけないんです。
上のステージで活躍してもらうために徹底して厳しい練習をすることが指導方針なのであれば
それを隠さずに入団前に話すべきです。
『子供が楽しめる練習メニュー方法』
『子どもが飽きない練習メニュー』
これも小学生には必要なことでしょう。
ですが・・
ここに走りすぎてしまったり・・
ここばかりを考えていては・・
『本来の野球をする目的』
とずれていくことがあります。
『楽しさ』と『楽』は違います。
コーチ会議で『指導方法や練習メニュー』を話し合う前に『チーム方針』を確認すること…
とても大切なことだと思います。
指導方法や練習メニューは時に変わります。
ですが・・
チーム方針は基本的には
『ぶれてはいけないもの』です。
指導方法や練習メニューを考え話し合う以上に『指導方針』を指導者の方には大切にしていただきたいと思います。
~年中夢球~