


少年野球 指導の引き出しが増えるコーチと増えないコーチの大きな違い

少年野球 お子さんの素振りが続かない理由

私は小学生の野球の指導をして20年ほどになります。
たくさんの子供さんと接してきました。
色んな子供さんを見てきて私が感じたことがあります。
それは大成する選手には2つの大きな特徴を持った子が多いということです。
一つ目は『自己肯定感』が強い選手。
『お前、本当に凄いな』
などのこういう言葉をかけても否定しないんですよね。
かと言って・・
自分の力を鼻にかけたり自慢をするようなこともしません。
ナルシストとも違います。
感謝の気持ちや謙虚さも勿論兼ね備えています。
自己肯定感の高い選手とは・・
・自分に対して安心感がある
・周りに振り回されない
・問題解決能力が高い
・人の評価に振り回されない
・人をジャッジしない
・自分の考えを言える
こんな特徴があります。
横浜高校で活躍した石川は正にこのタイプの選手でした。
いわゆる『天才肌』と呼ばれる選手に多く見られるような気がします。
もう二つ目は『負けず嫌いの心が強い』選手。
『自己肯定感』が逆に低いのですが
ともかく負けることを嫌がるタイプの選手です。
自己肯定感が低いので・・
これでもかというぐらいに練習をします。
試合で負けることをともかく嫌がるのはもちろんですが・・
紅白戦やダッシュ・・
チームメイトとの打率争いなど・・
ありとあらゆるケースでの『負け』を嫌がります。
そして自分に対してとても厳しいという特徴があります。
今年Y校のキャプテンとして活躍した稲妻は正にこのタイプの選手でした。
自己肯定感が高い選手が負けず嫌いではないというわけではありません。
負けず嫌いな選手が自己肯定感がないわけでもありません。
その配分の問題ではないでしょうか。
自己肯定感の割合が他の選手より高い選手。
負けず嫌いの気質が他の選手より強い選手。
この2つのパターンの共通していることは『努力』していることです。
自己肯定感が強い選手は更に自己肯定感を強くするために・・
負けず嫌いな選手は負けたくない気持ちを力に変えて・・
努力していることです。
~年中夢球~