少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球チームに必要な『さ・し・す・せ・そ』②

チームとは何か・・

チームワークがいいとはどういうことなのか・・

チームに必要な『さ・し・す・せ・そ』とは?

今日の記事は昨日の続きになります。

昨日の記事はこちらから↓

少年野球チームに必要な『さ・し・す・せ・そ』①

す・・好きである力

文字通りチームを「好きであること」がチームワークを向上させていくことには必要不可欠です。

しかし大切なことは「目的が共通」という軸を動かしてはいけません。

「優勝する」

「全国大会に出場する」

こういう目的をずらしてはいけないのです。

ダラダラと練習をしている選手がいる。

その選手同士が仲良くなってお互いのことが好きだといってもこれは話が違います。

目的がずれているからです。

そこを誘導していくのが指導者の役目です。

卒団式の時に

「このチームでよかった」

そう言ってもらえるチームを創りあげていきたいですね。

せ・・成長する力

チームが成長していくためには「個」の成長が必要です。

「個」の意識レベルや技術が上がって「チーム力」になります。

そこには競争も出てきます。

ライバルも出てくるでしょう。

ライバルがいることによってお互いが成長していくはずです。

成長は技術だけではなく人としての心も大切です。

感謝を持つ心。

道具を大切に扱う心。

こういう心を成長させていくこともチームに必要なことです。

『心のないチーム』はどこかで綻びが出ます。

大事な場面・・

大きな試合・・

そういう時にこそ綻びが出るものです。

逆に最終回の大逆転劇などをするチームはこういう『心の野球』がしっかり出来ているチームさんです。

そ・・創造する力

チームを創り上げていくのは選手達です。

指導者である我々は誘導していくことはありますが・・

最終的には彼ら自身が

『チーム』

を創っていくのです。

そのためには選手達は考え行動する『考動力』が必要とされます。

1から10まで指導者が指示を出し1から10まで指導者がチームを創り上げては

『やらされている野球』

『指導者が創り上げたチーム』

になってしまいます。

彼等がチームの主人公であり彼等がチームを創らなければいけないのです。

そこには間違いもあるでしょう。

その時に道を正すことが指導者や親御さんの役割です。

チームとは何か・・

それは野球をする上での根底にあるものです。

技術を指導することも指導者の大切なことですがこういうことを子供に伝えていくことがこれからの野球人生やその後の野球人生に大きな影響を与えるのではないでしょうか?

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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