少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球チームに必要な『さ・し・す・せ・そ』①

チームとは何か。。

講演会で選手や指導者の方に話させていただく内容です。

チームとは何か

チームとは

『目的が同じ集団』

でありチームワークがいいというのは

『仲良し集団』

ではなくその目的に対していかに全員がその役割を全うしているかが

『チームワークがいい』

ということです。

その記事はこちらから↓

少年野球 『チームワーク』と『仲良し集団』の違い

では具体的にチームに必要なこととはなんでしょうか?

チームに必要なさ・し・す・せ・そ・とは・・

①さ…察する力

人間がコミュニケーションをとるのに一番必要なものは言葉です。

ですが…

その言葉を口に出せない選手がいるかもしれません。

もしくは心の中で考えていることと別のことを口に出してしまっている選手がいるかもしれません。

グラウンドを見回してみてください。

いつも嫌な仕事ばかりを押し付けられているけど嫌だと言えない選手がいるかもいるかもしれません。

一生懸命にやっているのに

「しっかりやれよ」

と言われ続けて何も言えない選手がいるかもしれません。

そんな選手がいることを『察する力』を持っている選手がいて声をかけてあげられるるチームは強いです。

そして・・

言えない選手を察する力は指導者自身も持っていなければなりません。

②し…信頼する力

チーム同士・仲間同士・・そして監督・コーチと選手の間に信頼関係があることが「チーム」には必要です。

ではどうしたら「信頼関係」が出来上がるのでしょうか?

信頼関係の前には「信用」が必要です。

信用とは、一緒に辛い練習をしてきたという連帯感。

一生懸命練習をがんばっている仲間の姿。

試合に出られなくても必死にチームのために声を出している姿。

こういう過去のことに対して「信用」するのです。

そして「信頼」は、そうした過去の仲間の姿を見たうえで

「こいつなら野球の相談に乗ってくれるだろう」

「この場面であいつなら打ってくれるはずだ」

「いつもボールを受けてくれたこいつだから俺の球も受け止めてくれるはずだ」

その人の未来の行動を期待する行為や感情になるわけです。

そう考えると「信頼」してもらうためにはまず「信用」が必要です。

「信用」なしには「信頼」を勝ち取るのは難しいのです。

信用はプレーの上手い下手で得るものではありません。

一生懸命やっているのか・・

一生懸命やっていないか・・

チームのことを考えているのか・・

自分のことだけを考ええているのか・・

いくら技術がある選手でも仲間をバカにしたり仲間を想い遣れない選手は信用も信頼も得られないのです。

逆に一生懸命やっていない選手も同様です。

チームに必要な『さ・し・す・せそ』

残りはまた次回のブログで・・

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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