やれば出来るのに…
お子さんが野球や勉強でこんなことを言われた経験はありませんか?
私も成績表の裏によく書かれていました(笑)
野球でも監督によく言われました。
練習も嫌いでしたから(笑)
この言葉の印象ってどう思われますか?
私はこの言葉を耳にすると…
今、考えてみると危機感ではなく逆に安心感を持っていたような気がするんですね。
『俺はやれば出来るからどうにかなるだろう』
そんな甘い考えを持っていました。
この言葉を言われるたびに危機感を持っていなかった自分がいました。
新しい監督さんになった時にコーチの方が監督さんに
『コイツはいいものを持ってるのに…やればもっと出来るんですけど…』
監督さんに僕をそう紹介しました。
1ヶ月ほど経って…
監督さんに呼ばれて僕はこう言われました。
『君は、やれば出来る選手ではない。やらないから出来ない選手だ。野球をする上で一番根本的な事が出来ていない選手だ』
頭をガツーンと殴られた気がしました。
やれば出来る子ではなく…
やらないから出来ない子。
同じような意味でも捉え方が私自身変わり…
危機感を持つようになりました。
では『やれば出来る子』と言われている選手にはどんな特徴があるのでしょうか?
やれば出来る子と言われている選手はこの言葉をよく使います。
『めんどくさい』
やらないから出来ない選手な訳ですから『やることがめんどくさい』のです。
練習や自主練をするにもそれをする意味やその先にあるものより・・
目先のことをする事が『めんどくさい』のです。
大したことが起きたわけでもないのに
『うわっ最悪』
『まじ終わったわ』
などの言葉を多様する選手も『やらないからから出来ない選手』の特徴です。
最悪…
終わった…
そのような言葉を使うことによってそこからがんばろうとしない傾向があります。
自分の口々にから出す言葉は自分を左右します。
これはメンタルコーチの部分からも言える話です。
何かあっても
最悪・終わったなどと言わない方向に周りが持っていかなければいけません。
何かあっても・・
これぐらいのことは大したことない。
俺はこれぐらいのことでは終わらない。
そう考え口にすることで『やらないから出来ない選手』ではなくなります。
私自身もそうでしたが
『やれば出来る子』
という考えではなく
『やらないから出来ない子』
という考えにシフトチェンジしなくてはいけません。
誰かの一言でお子さんも変わるかもしれません。
~年中夢球~