チームのお母様にこんな話をされた事があります。
このお母様は兄が卒団し弟もうちのチームに入団していました。
このお母様はとても元気な方で兄の時は大きな声で
『がんばれー!』
と母の中でも大きな声で応援する方でした。
しかし・・
兄がお母さんに
『大きな声で応援するのは恥ずかしいし気が散るから辞めてほしい』
と言われてしまったそうです。
そこで、このお母さんは
『大きな声で応援する事だけが応援ではない。しっかり見守ろう』
そう思って弟の時は大きな声を控えめにして応援していました。
すると弟が
『お兄ちゃんの時はあんなに応援していたのに僕の時は応援してくれない』
と言われてしまったそうです。
母の我が子を応援する気持ちはもちろん同じなのに・・
苦笑いをされてそのお母様はおっしゃっていました。
もちろん子供自身が周りの声を気にしないようにする事も必要ですが、小学生にはなかなか難しいことなのかもしれません。
子どもたちには・・
してほしい応援と、してほしくない応援があります。
応援は野球少年に元気を与えるものでなければいけません。
自分が言いたい言葉より・・
相手が元気になる言葉を掛けてあげることが『プレーヤーズファースト』の応援です。
プレーヤーズファーストの記事はこちらからどうぞ↓
そして・・
この兄弟のように子供によっても『してほしい応援』『してほしくない応援』は異なってきます。
『期待しているからね』
『ホームラン打ってね!』
こういう自分の言いたい言葉で応援するよりも子供がどんな言葉や応援だったら喜ぶのか?
一度、お子さんに聞いてみることもいいかもしれませんね。
ウチのピッチャーの選手は
『楽に!楽に!』
という応援も
『こっちは楽に投げてんだよ』
だと思っているかるからあまり好きではないとう意見もあれば
『よし!リラックス!リラックス!』
とリラックス出来るから好きだという意見もあり二つに分かれました。
試合後はどうしても勝敗に目が行きがちになってしまいますが
『全力疾走がしっかり出来ていたね』
『いい声が出ていたね』
試合でできたことや取り組んでいたことを認めてあげることが大切です。
ついつい、できなかったことや悪い点を探してしまいがちですが、勝っても負けても子供を応援する。
それが子どもの一番身近なサポーターとしてできる親の応援の声掛けだと思います。
~年中夢球~
*少年野球チームの管理人様・・年中夢球のブログをチームのリンクに貼っていただくことは自由にしていただいて構いません。よろしくお願いいたします。