少年野球~高校野球 野球少年を持つ親と指導者のサポーター~

少年野球 『チームワーク』と『仲良し集団』の違い

よく監督さんが

『ウチはみんな仲が良くてチームワークがいいです』

という言葉をすることがあります。

『仲が良い=チームワーク』ではない

仲が良いことはもちろんいい事ですが

『仲が良い=チームワーク』

ではないと私は思っています。

「チームワークがいい」

というのはチームの全員が共通な目的を持っていること。

そして、その目標のためにそれぞれの役割をベストなパフォーマンスを発揮できている状態だと私は思っています。

いわゆる『スタメンプレーヤー』の選手だけがベストなパフォーマンスをしていてもいい結果は出ません。

ベンチの選手も『ベンチプレーヤー』としての役割がありチームの『勝利』という目的のためにベストなパフォーマンスを発揮しなければいけません。

そして、そういうベンチプレーヤーの存在を軽視しているチームは決して『チームワーク』がいいとは言えません。

ベンチプレーヤーは『チームのファン』ではありません。

勝利に必要な立派なプレーヤーです。

目的を徹底する

チーム全体が仲が悪くギスギスしている状態はもちろん良くありません。

ですが『成長のない仲良し集団』でもいけません。

では『仲良し集団』にならないためにはどうしたらいいのでしょうか?

まずは選手一人一人に目的を確認し徹底することです。

チームの目標が『優勝をする』ということだとします。

優勝するという目的に何が必要で何ををやってはいけないのかということです。

ダラダラ練習をしている子がいたとします。

全力疾走を怠った子がいたとします。

これらの行動は『優勝する』という目的にはあってはならない行動になります。

これを周りの選手が何も言わないことがあります。

『チームの和を乱すから』

と何も言わないのであればこれが私からすると『仲良し集団』と呼ばれるものになってしまっています。

優勝するためというもことが目的です。

『チームの和を乱さないこと』

が目的ではありません。

何でもかんでも

『どんまい!どんまい!』

になってしまうのも同じです。

どんまいに関する記事はこちらから↓

少年野球~ちょっと待て・・それは「どんまい」じゃない~

こういう選手に、もちろん監督さんやコーチの方が注意をする場合もあるでしょう。

ですが、こういう時のためにいるのが『主将』です。

私は主将になる子の条件として『意識レベル』が最も高い子をキャプテンにしています。

大人が言うことより子供同士で言われたほうが納得することもあります。

『悪口集団』になってもいけない

一つ注意しておかなければいけないことがあります。

それは『仲良し集団』からの脱却を図ろうとするときに

『悪口集団』になってしまう恐れがあります。

『何やってんだよ!ちゃんとやれよ!』

などとミスをしたら何でもありの状態にしないように指導者は注意しなければいけません。

そのためにも子供同士の『信頼関係』を作ることが一番必要になってきます。

信頼関係があれば注意の一言は『叱咤激励』として言われたほうは受け取ります。

信頼関係がなければ『うるさい一言』と受け取ります。

子供同士が仲が良いことはとても良いことです。

ですが『チーム』というものは『和を乱さない』ことではなく…

『目的』のために、時には『摩擦』もありながら成長していくことだと思っています。

その『摩擦』が合った時に・・

摩擦が起こりそうな時に・・

指導者の出番のような気がします。

~年中夢球~

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野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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