少年野球~高校野球 子供を持つ親と指導者のサポーター~

備えあれば嬉いあり~試合前のやってはいけない4つの言動~

試合前の入りが悪かった…

試合終了後に指導者の方そういう言葉を耳にすることがあります。

試合の入り=準備

はとても難しいですね。

特に少年野球は…

試合の入りが悪かった

それはどんな場合があるのでしょうか?

①試合前の指導者の焦り

試合の入りを悪くしてしまう原因の一つに指導者の焦りが子供に伝染することがあります。

交通渋滞で到着時間が遅れたり

試合開始が急に早まったり

予期せぬ事態が起きた時に

「早くしろって言ってんだろ!」

監督・コーチが「ジタバタ」してしまい声を荒あげてしまう時があります。

その「ジタバタ」は子供に伝染します。

指導者も子供も余裕がなくなり試合に臨んでしまうことになります。

予期せぬ事態が起きてもどーんと構え子供を慌てさせないことが大切です。

②試合前の指示の具体的指示がない

公式戦は指導者も独特の雰囲気になります。

そのため熱くなっても仕方がなありません。

ですが

「ともかく勝て!」

「何がなんでも塁に出ろ!」

試合前にこのような抽象的な言葉ばかりだと子供はどう試合に臨んでいいのかわかりません。

「相手ピッチャーの低めに決まる変化球はいい。ベルトより高めを積極的に振っていこう」

「昨日の雨でグラウンドはボールがあまり弾まないはずだ。シートの時に弾み具合を確認しておくように」

このような具体的な指示を与え重ねて試合のビジョンを伝えることによって子供達に試合前から試合のイメージを持たせることが試合の入りに影響していきます。

③子供に「心」と「体」の準備が出来ていない

これは各チームによって違うと思いますが…

私は試合前にピッチャーの子を呼んで試合展開によって投げる子を予め指名しておきます。

先発ピッチャーはもちろんですが…

『接戦の時はAが2番手。

展開によって球数制限で20球以下でAがマウンドを降りたらBが3番手の予定。

点差によってはCが2番手の可能性もあるから各自そのつもりで準備をしておいてくれ』

試合中にあらゆる想定をしていてもそれ以外の出来事が起こってしまうのも事実です。

ですが試合前に子供に伝えることで試合前の準備と試合中の準備を「心」で出来るはずです。

「心」の準備が出来て初めて「体」の準備が出来ます。

試合中に想定外のことが起こり投球練習をさせていない子がいきなりマウンドに立たされフォアボールを連発…

これは試合前に監督・コーチが選手に「心と体の準備」をさせなかった試合の入りの失敗です。

④試合前のアップ

大事な試合ほど指導者は熱くなりがちになります。

だからこそ…

いつもと同じことをしなければいけません。

私は公式戦前のアップをあまり早くやらせません。

暑い夏場や前の試合展開によって変える時はありますが…

決勝だからといってアップをする時間を早めたりすることはしません。

試合前の「いつも通り」のアップが試合も「いつも通り」の試合にさせてくれるはずです。

備えは当日からではない

試合前の準備は大切です。

監督・コーチの一言で試合前の入りは良くも悪くも変わります。

今回は試合前の「準備」だけについて書きましたが試合前の準備は普段の練習から始まっています。

また前日の練習も大きな鍵となります。

試合前の練習や当日の準備…

全ての

「備え」

が出来たときに

勝利に結び付き

子供たちの

「嬉しさ」

に繋がるはずです。

「備えあれば嬉いあり」

子供たちの笑顔のために指導者はあらゆる「備え」をしなくてはいけません。

~年中夢球~

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野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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