少年野球~高校野球 子供を持つ親と指導者のサポーター~

少年野球~『誉める』のではなく『誉めちぎって』いませんか?~

誉めることは回数が多いほどいいわけではありません。

誉めたのに喜ばない子

ある選手がセフティバントの練習を一生懸命していました。

送りバントは滅茶苦茶上手な子だとします。

試合で『セフティバント』が決まりました。

『練習の成果が出たな!ナイスバント!』

と誉めるコーチ。

喜ぶ選手。

次の打席で『送りバント』を決めました。

『ナイスバント!ナイスバント!』

さっきのコーチに負けないようにと

別のコーチが誉めました。

ニコッとはしましたが先ほどはあまり嬉しそうではありません。

今日は叱ってやる

以前にも書きましたが私は何でもかんでも「誉める」ことには抵抗を感じるんですね。

○割誉めて○割叱るみたいなものには首を傾げます。

いい事はいいで誉める。

悪い事は悪いで叱る。

そういうシンプルなものだと思います。

以前…

仕事で野球を休んだ時…

次の日にグラウンドに行くとあるコーチが

「本間さんが休みだったので厳しくやっておきました」

そう言ってきました。

他のコーチに聞くと

「ともかく怒鳴り倒してだけで子供が困っていた」

と…

このコーチは子供に「何かの事」があるないではなく

ただ単に厳しくやろうと思い「厳しさ」が「怒ること」と間違っています。

子供からすると何で怒られているのか…

当然のことながらわかりません。

今日は誉めてやる

逆の場合もあります。

「本間さん!今日も僕は子供をどんどん誉めますから!」

最初から誉める前提ですから

「そんなことも誉めるの」

というぐらい誉めます。

低学年の子供ならともかく高学年ぐらいになると

「誉め所」を間違えるとうっとおしさを感じる子もいるわけです。

私自身現役の時「誉め千切るコーチ」が苦手でした。

子供の学年やタイプによっても違いがあるかもしれませんね。

誉め所を間違えていないか

冒頭のセフティバントを決めた子。

この子は試合中のここぞという場面でセフティを決めたいためにずっと練習してきたわけです。

その努力が…

その経過が実ったから嬉かったんですね。

そこを誉めてもらったから心から喜んだんです。

送りバントが決まったことも

もちろん立派で誉める所です。

でも…

彼の中では違ったんです。

そのコーチは「誉め所」が違ったのです。

誉めるが誉め千切るになっていないか

「誉める」

「誉め千切る」ことは違います。

千切る…

とは「離れていく」という意味です。

『なんでもかんでも誉めれば子供は喜ぶだろう』

と思うかもしれませんがそれは違います。

「誉め千切る」と子供の心は離れていってしまうかもしれません。

誉め千切っても怒鳴り倒してもいけない

今日はたくさん誉めよう。

今日はたくさん叱ろう。

ということではなく…

いい事はいい、悪い事は悪い。

叱ることも誉めることも必要です。

ただ「叱り所」「誉め所」があります。

指導者や親がその「所」を見る眼を持たなければいけません。

大人のその日の感情で叱られたり誉められたりしたら子供はたまったものではありません。

そして「叱り方」「誉め方」も大事なことです。

怒鳴り倒してもいけないし

誉め千切ってもよくありません。

叱る…誉める…

我々大人は時に難しく考えてしまいますが…

実はものすごくシンプルなものなのかもしれません。

~年中夢球~

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野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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