少年野球~高校野球 子供を持つ親と指導者のサポーター~

少年野球~春夏秋冬・・1年間を通したチームの作り方~

夏が終わると新チームの取り組みにかからなければなりません。

チームというのは1年がかりで作っていくものと何年も何年も先輩が作り上げられてきたものがあります。

リトルリーグはこの時期から一年間の新チームが作られていきます。

毎年「チーム」を1年でどう作っていくのかをお書きしますのでよろしければご参考にしてください。

チーム作り 夏~秋

新チームになると下級生がチームに合流してきます。

最上級生の子が間違った『上下関係』を持つ場合があります。

基本的にこの時期に最上級生の選手が下級生に命令するのは禁止にしています。

道具の出し入れ・倉庫の片づけ等も全て最上級生の手で行わせています。

『お前たちが出来ていないのに下級生には言えない』

そう話しています。

下級生の選手には

『上級生の動きをしっかり見ているように』

と伝えています。

そして、この時期にもう一つ大切なことがあります。

『キャプテンの意識付け』です。

主将の意識付けは、もちろん本人もですが周りに対しての意識付けのほうが大きいです。

この1年この主将が引っ張るんだということを周りの選手に認識してもらう期間でもあります。

最後の上がりノックに、毎週のようにキャプテンが残します。

かなりハードなノックですが、何度も何度も立ち上がる主将の姿を周りの選手にわかってもらうためでもあります。

この時期は、キャプテンと最上級生の意識付けを徹底する時期として考えています。

 

チーム作り 冬

リトルリーグはこの時期は2~3か月試合がなくなります。

いわゆる冬練と呼ばれる1年のうちでももっとも厳しい練習が続きます。

この厳しい練習を全員で乗り切ることによって『仲間を想う気持ち』『最後までがんばる事の大切さ』を体感できる時期でもあります。

厳しい練習を全員でやりきることによって『チーム』が少しずつ作り上げられていきます。

冬練はグループで行動することが多いのですが、この班は、最上級生と下級生をミックスして班を決めています。

最上級生と下級生の仲も本当の意味で良くなってくるのがこの時期です。

そして『信頼関係』が出来上がったのを確認してから、最上級生が下級生に対して指示を出すことに私からゴーサインを出します。

信頼関係がないうちに、あれこれ命令をするのと信頼関係があってからするのとでは大きな違いがあります。

 

 

チーム作り 春

公式戦で勝っても負けても気を引き締めて残りの大会に向ける時期です。

負けたのであれば負けた原因は何なのかを指導者が徹底的に分析しなければいけないのもこの時期です。

そして、この時期から現チームのことうを考えながら、来年の新チームのことも徐々に頭の中に入れていかなければなりません。

そして、春の終わりごろから、倉庫の片づけや道具の出し入れも、来年のことを考え、下級生の選手がメインとなって行動し始めます。

チーム作り 夏

もうこの時期はあんまり何もないんですよね。

子供たちが一番わかっているはずですから。

最後の大会に向けて最上級生は完全燃焼出来るようにがんばり、下級生は最上級生と一日でも長く野球をしたいとがんばる。

ウチのチームは最後の試合が終わると最上級生はもちろんですが、下級生も涙を流します。

その姿を見ると今年もいいチームになったなと・・

もう少しこのチームを見たかったなと・・

そう思い1年が終わりを告げます。

この1年下級生としてやってきた選手が今度は最上級生になって同じことを下級生に伝えていく・・

ですので、私からあまりあれこれ指示をすることもないんですよね。

こういうものは1年がかりで作られたものではなく、何年も何年も先輩から後輩へ引き継がれているものです。

チーム作りは、1年がかりで作るものと、何年も何年もかかって出来たものから成り立っています。

それは『伝統』と呼ばれ代々引き継がれていきます。

~年中夢球~|

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野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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