小学生の時にピッチャーやキャッチャーだった選手が中学や高校になると他のポジションにコンバートされることがあります。
「adsense]
ポジションを変わったお子さんの気持ち
その時に皆さんのお子さんのモチベーションはどのようになっているでしょうか?
ピッチャー、キャッチャーに関わらず、小学生や中学で守っていたポジションに拘りを持っているお子さんも多いでしょう。
指導者の方が他のポジションにコンバートしたということは何かの理由があるはずです。
○投げ方があまり良くないから今のままではピッチャーをやらせると故障の可能性が高い。
○ピッチャーよりも野手としての方が将来活躍できる可能性が高い。
私の教え子の中でもリトル時代はピッチャーとして活躍した子が高校までピッチャーをしている子は7割ぐらいといった所でしょうか?
残りの3割の子達はピッチャーではなく野手として野球を続けています。
コンバートされる理由
では中学や高校でピッチャーからコンバートを言い渡された時にお子さんはどうなるのでしょうか?
①その言葉を受け入れ野手としてがんばる決意をする。
②ピッチャーに拘りを持ち、指導者の方にピッチャーを続けてほしいと頼む。
③今はピッチャーを諦めるが後々はピッチャーに戻れるよう陰で努力をする。
どれが正解でもなく、子供さんの性格や、指導者との関係、チーム事情によって変わることでしょう。
向き不向きでなく・・
圧倒的に多いのは①ではないでしょうか?
長年、愛着や拘りを持ったポジションを離れ違うポジションをすることは辛いことかもしれません。
自分がそのポジションに不向きだと思うかもしれません。
でも・・
向き不向きではなく前向きに・・
こう思うことも必要なのかもしれません。
拘りを持ち続けることも大切なのかもしれません。
ですが・・
ポジションを変わることで今までと違う野球の景色が見れるかもしれません。
高校になるとポジション変更を告げられたときは、なかなかその「ポジションで勝負させてください」ということも難しくなってきます。
だからこそ、そんな時は「向き不向きでなく前向きに」なってほしいのです。
高校野球の監督さんからポジション変更の話があった時には「そこの場所でチャンスがあるぞ」ということなのだと思います。
親御さんが拘りを持っていませんか?
そして・・
親御さんが拘りを持ってはいませんか?
「あなたのピッチャーをしている姿が好きなの」
「ピッチャーでがんばりなさい」
お子さんが拘りを持つのはまだわかりますが、親御さんがそこに拘りを持つところではありません。
高校になれば・・
高校になるとそのポジション変更が選手でなくなる時もあります。
監督さんから「マネージャー」を打診されることもあります。
プレーヤーでなくなる時です。
その選択を10代の青年がしなくてはならない時があります。
それを受け入れる彼等の想いはただ一つ。
「チームのため」の他なりません。
その決断は10代の少年にとって辛いことだと思います。
でも・・
大好きな仲間のために・・
大好きな野球のために・・
「前向きに」
ポジションが変わっても・・
マネージャーになっても・・
大好きな野球ですから。
親御さんもいろいろな想いがあるでしょうが・・
向き不向きでなく前向きに・・
~年中夢球~
関連記事