口は嘘をつけますが・・
行動は嘘をつけません。
『素振りをやっておけよ!』
『自主練やりなさいよ!』
なかなか自主練や素振りをやらないお子様に思わず行ってしまう言葉。
中学生や高校生になれば自ら目的を持ち素振りをすることが習慣になりますが
小学生にはなかなかこの習慣が身に付かない子も多いかもしれません。
素振りをなかなかしない子の記事はこちらから↓
少年野球 お子さんの素振りが続かない理由
小学生の低学年の選手に
『素振りやっとけよ!』
という言葉だけで素振りを喜んでやる子はなかなか難しいでしょう。
そして・・
この言葉だけを言うのも非常に楽ではないでしょうか?
『素振りやっとけよ!』
という言葉ではなく【一緒にやろう】というスタンスのほうがお子さんもやる気になるのではないでしょうか?
朝の貴重な時間・・
1分でも多く眠りたい。
でも・・
子供のために早く起きて一緒に練習をする。
口は嘘をつくけれど行動は嘘をつけないのです。
口は何とでもいえるけど・・
行動は嘘をつけない。
ですから・・
行動する人間は信頼されるのだと思っています。
余談ですが・・
よく『何も出来ないけど応援しています』という方がいらっしゃいます。
これって2パターンの人に分かれます。
例えば、お子さんが寮に入っていて何かしてあげたいけれど・・
何も出来ない。
こういう方が使う『何も出来ないけど応援しています』は
本当に何も出来ないもどかしさから来る言葉だと思っています。
もう一方は
『何も出来ないけど応援しています』と言いながら
何も出来ないけどではなく・・
何もしない人が使うパターン。
安易にこういう言葉を使う人は私は基本的に信用しません。
『何も出来ないけど応援しています』ではなく
『何もしないけど応援しています』だからです。
この人のために何か出来ることはないか・・
そう考えずに安易に『何も出来ないけど応援しています』を使う人は行動していないからです。
私の監督は誰よりも早くグラウンドに来て・・
マシンをチェックしたり・・
ネットが破れている所がないか・・
子供のことを考えて行動してくれる監督でした。
だからこそ・・
みんなから信頼があったのです。
1分でも眠たい時間を割いてお子さんと一緒に練習をする・・
そういう行動でお子さんから信頼されるかもしれません。
そして・・
一人で素振りが出来るようになるように導いていくことが親の役目でもあります。
口だけ動いているのは【口動】・・
実際に動くのが【行動】。
口動だけの人間は信頼されません。
信頼されるの人間は行動する人です。
~年中夢球~