野球をしているお子さんの中には自分に自信を持てない選手もたくさんいらっしゃると思います。
自己肯定感について・・。
自己肯定感とは、その言葉の通り「ありのままの自分を肯定する感覚」のことです。
他者と比較することなく、自分自身が「今の自分」を認め尊重することで、物事を前に進めるための力となります。
🔵自己肯定感が低いとどうなるか?
自己肯定感が高ければ、自分に自信を持ち、何事にも積極的に取り組んでいける前向きさや社会性・主体性を持つことができます。しかし自己肯定感が低いと何をするにおいても自信を持つことができず、さまざまな問題にぶつかりやすかったり、自分自身を否定しまいます。
🔵自己肯定感チェック
🔵親はどうすればいいのか?何をしてはいけないのか?
私は塾の先生をしています。
100点をとったら褒めらるけど・・
90点では褒められない・・
そんな話を聞きます。
野球でいけばヒットを打ったら誉められるけど
ノーヒットだったら誉められないということに通じることです。
でも・・
テストで、いつも50点位だったのが努力して90点にあがっているかもしれません。
ノーヒットでもチームのために素晴らしいバントを決めたかもしれないし、がんばってずっと声を出していたかもしれない。
親の期待に応えているかどうかで・・
叱る・誉めるということをしてはいないでしょうか?
そして【結果】で誉める・叱るをしてはいけません。
ヒットを打ったことではなく・・
それまでがんばっていた自主練の部分つまり【経過】の部分で誉めることも叱ることもやったほうがいいです。
結果ばかりを追い詰めていくと結果が出ない時に
【ダメな自分】【親の期待にこたえられなかった自分】を
創り上げてしまい自己肯定感を下げてしまう選手もいます。
もちろん、厳しい言葉で成長していくお子さんもいます。
自分のお子さんをよく知ることが大切です。
🔵NG①「体が大きいよね」「センスあるね」などの才能や体格をほめ過ぎる
「体が大きいよね」「センスあるね」など才能や体格をほめ過ぎるのは良くありません。
体が大きいよねというのは自信を持たせるためのワードになりません。
野球の現場にいると必ず子供のナンバーワンがあります。
いい声を出していたり・・
道具を率先する子がいたり・・
それがチームにどういういい効果をもたらせてくれるのかをその子とチーム全員に伝えています。
その結果、自己肯定感が高まりチャレンジ精神が生まれ色々なことにトライしていけるようになっていきます。
🔵NG②人格で叱る
『お前は何をやってもダメだな』『お前は使えない』など子どもの能力や人格を否定する言葉をつかっていないでしょうか。
叱る時は「行動レベル」で叱り、子どもの「人格」や「能力」を否定しないことが大切です。(誉めることも)
自己肯定感が持てるようになると・・
自ら率先して動く力に繋がります。
色々なことにチャレンジしてみようという向上心や探求心も生まれてきます。
~年中夢球~