


少年野球 ユニフォームの汚れから母がわかるもの

少年野球 レギュラー取れないんですという親の声

吉岡優君。
君はずっと生き続けている。
先週・・
静岡に行った時・・
一人のお母様がご挨拶に来てくれました。
『吉岡です。吉岡優の母です』
しばらく優君のお話をさせて頂きました。
優君の出身チームである磐田ボーイズの鈴木監督から彼の話を伺いました。
横紋筋肉腫という難病。
大学生になった彼はもう一度グラウンドに立ちたい。
そして・・
将来は指導者になることを夢見ていました。
昨年の4月20日・・
彼のことをSNSでご紹介させていただき・・
これから彼のために出来ることを探そうと思った日。
翌日の21日にお母様とお電話でお話をさせて頂き優君のLINEを聞き・・
『たくさんの人が優君を応援しています』
そう送りました。
そのLINEは永久に既読がつくことはありません。
電話の後・・
優君は様態が急変し息を引き取りました。
12月31日・・
磐田ボーイズのOBが集まり優君の追悼試合が行われました。
試合開始前・・
『優!今から始めるぞ!一緒にやろう!』
選手全員が真っ青な空に向かって大声で優君に呼びかけてのプレーボール。
中には胸に『優』と書かれたシャツを着ている選手も・・。
たくさんの仲間の心の中に優君は生き続けています。
優しい仲間がいたのは
優君が優しい選手だったから。
ご両親が名付けた名前のように・・。
我々も優君のことを思い出すことで優君はみんなの中で生き続けていくはずです。
そして・・
野球が出来ること・・
お子さんの野球を観れることは当たり前ではないということ・・
当たり前に明日が来るのではないということ・・
ずっと忘れてはいけないと思います。
生前に優君に元気を出してもらおうと・・
ボードリレーの応援動画を作成しようと思っていました。
結局はそのままで終わてしまったのですが・・
お母様と会った時にその話をさせて頂いたら
『是非作ってあげてください』
とおっしゃって頂きました。
そして・・
『一人でも多くの方にこの病気のことも知ってほしい』
ともおっしゃっていました。
優君のことを忘れなければ・・
優君はずっと心の中で生きていきます。
~年中夢球~