お子さんが試合中に交代をさせられてしまいました。
親としては見ていて辛い場面ですよね・・
エラーを連発してしまったのかもしれないし
見逃し三振をしてしまったのかもしれません。
なぜ変わったのか理由がわからない時もあるかもしれません。
時々、自分の子の出番になると最前列で一生懸命応援するお母さんを見かけます。
「ナイスボール!!いいよ~!」
我が子にだけ声援を送る親御さんを見かけます。
応援すること自体は悪いことではないのですが・・
自分の子の出番が終わると
後ろに引っ込んでおしゃべりが始まったり
中には自分の子が試合中に交代になると帰ってしまう親御さんもいらっしゃいます。
我が子を応援したい・・
我が子が試合に出ている姿を見たい。
そう思うのは親であれば当たり前の感情です。
ですが・・
その我が子が属しているチームを応援することが大切なのは言うまでもありません。
自分の子供が交代をさせられた時・・
皆さんはどこを見てらっしゃるでしょうか。
交代をさせられた時・・
お子さんはどんな表情だったか見ましたか?
交代をさせられた時・・
どんな態度だったか見ましたか?
『本当に悔しがっているな』
『なんで交代させられたのか納得していないな』
表情だったり、態度だったり、しぐさだったり・・
交代させられた時に・・
我が子の表情やしぐさで親であるあなたにしかわからないものがあります。
そういう所を見れる事も『親の特権』だと思うんです。
いい時もあれば悪い時もあります。
いい時はみんなが見てくれています。
悪い時は親だけが見れる特権なのかもしれません。
そして・・
ベンチに戻った我が子は何をしているでしょう。
だれかが声を掛けに来てくれるかもしれません。
その声を掛けてくれるのは誰でしょう?
その声を掛けてくれた選手が試合に出たらを応援したいと思いませんか?
交代をさせられた後にチームの仕事をきちんとしているでしょうか?
仲間に声を掛けているでしょうか?
一生懸命仲間に声を掛けていたりボール拾いをしている我が子・・
本当は悔しくて悔しくて仕方ないのかもしれない。
それがわかるのも親しかいないのです。
試合に出ている我が子だけを見るのが親の役目ではありません。
交代させられた我が子を見ることも必要なことです。
そして、その時に子供がどんな気持ちでいるのかを見て分かるのかが親なんです。
本当に悔しがっていると親御さんならわかることでしょう。
だからこそ『この挫折を機に次回がんばれ!』と思い
応援の仕方や支え方も変わってくるはずです・
要は子供の何を見るのかです。
要は子供のどこを見るかです。
ゲームに出ていなくても我が子を見る意味は必ずあるはずなんです。
~年中夢球~