毎年・・
母の日に贈る記事です。
生まれる前から自分の体の中にいて…
自分の体の中にいて姿が見えないときから愛情いっぱいに育てて…
無事に生まれてきてくれて…
歯が生えたとは言って喜び…
歩いたとは言って喜び…
お腹の中にいるときでも・・
生まれたあとでも、自分の一部のように思っていた我が子。
そんな我が子が「野球をやりたい」とある日言い出しました。
全国の野球少年を持つお母様へ。
特に・・
この状況の中で不安になっている高校3年生のお母さまへ・・。
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
服はブランド品から
チームTとジーパンへ変わりました。
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
靴はヒールから
スニーカーへ変わりました。
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
深夜まで遊んでいた週末は
平日より早く起きる週末へ変わりました。
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
流行りの歌にはついていけなくなったけど
応援歌には詳しくなりました。
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
恋愛小説ではなく
栄養学の本をたくさん読むようになりました。
あなたが野球をしたいと言い出した日から・・
お化粧にかける時間も少なくなり
シミも増えました。
でも・・
あなたが野球をしてくれていたおかげで
お化粧より素敵な笑顔が増えました。
一つ一つのシミもあなたと私の野球史の証。
野球のルールもわかるようになり
スコアまで書けるようになりました。
人前で話すことが苦手だったのに
アナウンスも出来るようになりました。
あなたを夢中にしている野球を少しでも知りたいから。
私はバッターボックスに立てません。
マウンドにも上がることは出来ません。
だから…
あなたが帰ってきて元気がない時に…
あなたの大好きなおかずを明日のお弁当に入れておこう。
泥泥になったあなたのユニフォームを真っ白にしてあげよう。
言葉をかけることが難しくなってきた年齢だから・・
お弁当やユニフォームに私の「願い」を込めています。
私はあなたを応援することしか出来ませんが・・
あなたを応援できることが何よりも元気の源です。
高校野球最後の日に・・
あなたはグラウンドの中にいないかもしれません。
ベンチなのかもしれないし、スタンドなのかもしれません。
でも一生懸命がんばったあなたを誇りに思っています。
がんばったあなただからこそ…
最後は…
置かれた場所でめいいっぱい大輪の花を咲かせてください 。
高校野球を最後まで続けてくれたあなたは・・
「高校球児」であり「孝行球児」なのですから。
全国の野球少年少女のお母様・・
辛いこともたくさんあると思います。
歩くのに疲れてしまったら少し止まりましょう。
歩くという漢字は少し止まると書きますから。
ですが、お子さんの前では「笑顔」で・・
お母さんの笑顔がお子さんを元気にしてくれます。
そして、お子さんの笑顔でお母さんは元気になれますよね。
そして言葉には照れくさくて出さないかもしれませんが…
お子さんはお母さんに必ず「感謝」しているはずですから。
全国のお母様・・
これからも野球少年のために顔晴りましょう!
野球に対しての我が子の真剣な眼・・
野球に対しての 我が子の笑顔。
そんな表情を見れる「今」がとても大切です。
いつかユニフォーム姿が見れなくなってしまう日が来ます。
その時までどうぞ母子の「今」を大切にしてくださいね。
高校3年生のお母さまへ・・
夏は来る・・
そう願いましょう。
~年中夢球~
※文章の無断掲載は固くお断りいたします。