4月1日・・・
この日から高校の入寮をした新高校1年生もいるのではないでしょうか?
親元を離れ・・
遠い都道府県へ・・
とても大きい大きい15歳の決断。
そして・・
それを笑顔で送り出そうとする親御さんの決断。
しかも・・
今年はこんな状況です。
送り出す親御さんはどんなに不安なことでしょう。
この今の環境下で15歳のお子さんを
遠い都道府県に送り出すこと・・
親御さんの心を考えると胸が張り裂けそうな思いです。
一緒に暮らしている我が子でも心配なのに・・
それが自分の手の届かないところへ・・。
ちゃんとマスクはあるのだろうか・・
アルコール消毒はしているだろうか・・
そんな心配が心から消えることはないのかもしれません。
そんな親元から離れた選手が皆さんの都道府県にやってきます。
時にこういう選手が【ガイジン部隊】と呼ばれることがあります。
そして・・
彼等を受け入れるのを否定的な考えがあるのもわかります。
地方の選手を応援したい・・
そう思う気持ちもわかります。
しかし・・
15歳で親元を離れ・・
野球に打ち込もうという決意は
否定されるものではありません。
特にこの環境下・・
他県からの往来に敏感になる時期です。
ひょっとして・・
そう思ってしまうかもしれません。
思ってほしくはありませんが・・
今のこの環境下である以上それも仕方がないことかもしれません。
ただ・・
言葉に出すことだけは・・
絶対にやってほしくないのです。
3年後・・
野球が出来る日常を我々が取り返した時・・
彼等が卒部する時・・
『この土地にに来てよかった』
『第二の故郷だ』
皆さんの温かい思いでそう思える高校野球の終わり方をしてほしい・・
そう願います。
そして・・
何よりも送り出すことに不安な親御さんの気持ちも・・
3年後に・・
送り出せてよかった・・
そう思ってもらえるように・・。
こんな時だから・・
余計にそう思います。
~年中夢球 photoさあや~