昨日・・
神奈川高校野球地区予選中止の ニュースが流れてきました。
県大会の開催については再度協議。
地区予選がなくなったことによって・・
秋の県大会に出場できなかった100校の高校球児の春がなくなりました。
残された大会は夏大のみ・・。
決定を下した高野連の皆様も苦しい決断だったと思います。
私の教え子もこの100校の中に入っている選手がいます。
選手と親御さんの気持ちを考えると・・
見えない敵に対しての憤り・無念さを感じていました。
そんな時に・・
facebookで見た投稿。
『神奈川の地区予選は中止になったけど・・私の子供の高校は秋に県大会に行ってるから大丈夫!危なかった!』
これを見た時・・
憤りを越えて・・
やるせない気持ちで一杯になりました。
自分の子供だけよければいい・・
と思っている大人がいること・・
本当に残念であり暗い気分になりました。
暗い気分で自宅に帰った時・・
インスタで知り合った神奈川の新高校3年生のマネージャーさんからメッセージが来ました。
本間さん・・
地区大会中止になってしまいましたね。
ご存じの通り私たちの高校は秋大で県大会に行けなかったので・・
春大がなくなりました。
春があると信じてがんばってきた部員や先生・・
そして親御さんの気持ちを考えると悔しくて悲しい気持ちでいっぱいです。
でも・・
本間さんが投稿してくれた
【夏は必ず来る】
というあの記事を部員と一緒に読んで夏に向かう約束をしました。
本間さんのお子さんは県大会がありますよね。
地区予選に出れなかった私たちのような部員やマネ生ージャーのためにも
キラキラ輝いてください。
それが・・
私たちの願いです。
同じ神奈川の高校生として・・
応援しています。
コロナが収束して無事に県大会が開催されるよう応援しています!
そして・・
夏に必ず球場でお会いしましょうね。
これを読んだ時・・
涙が止まりませんでした。
自分の力ではどうすることもなく・・
どうにもできない状況でも・・
こうやって前を懸命に向こうとしている高校生たちがいる。
それだけでなく・・
自分の高校ではない高校を応援してくれています。
どうか・・
この子達に・・
いや・・
全国の高校球児に野球を早くやらせてあげたい・・
そして・・
この子たちの夏が最高の夏になりますように・・。
全国の高校球児とマネージャーさん。
前を向いてがんばろう。
そして・・
大人も。。。
事態が早く収束することを願うばかりです。
~年中夢球~