少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 【どうにかなる】と【どうにかする】と考えるチームの違い

一人一人の技術があるのに…

中々勝てないチームと勝てるチームの違いはどこにあるのでしょう?

なんとかなる・どうにかなる

野球選手はプラス思考がいいと言われています。

ですが・・

本当のプラス思考をわかっている選手と・・

プラス思考を勘違いしている選手がいます。

なんとかなる。

どうにかなる。

時にはこういう【開き直り】が必要な場合もありますが・・

何でもかんでも・・

なんとかなる。

どうにかなる。

と考えている選手やチームはなかなか勝ちきれません。

具体策がない

こういうチームは大勝で勝つことは出来ますが・・

接戦をモノに出来なかったり・・

力が均衡しているチームと対戦すると勝ちきれなかったり・・

終盤で逆転されるという特徴を持っています。

なんとかなる。

どうにかなる。

そう思っていても・・

その具体的な方法論がないままプレーをしているからです。

ですから・・

勝っている時は元気な声が出ますが・・

緊迫した展開や逆転されると一気に元気がなくなります。

プラス思考を間違えてしまっている訳です。

なんとかする・どうにかする

なんとかする。

どうにかする。

こういう風に一人一人が考えているチームは・・

接戦に強かったり逆転をされないチームだったりします。

最終回一打逆転負けの場面・・

チーム全員が・・

なんとかなる。

どうにかなる。

と思っているのではなく・・

なんとかする。

どうにかする。

と思っているチームは一人一人が【やるべきこと】を理解しているのです。

なんとかするために自分が出来る事は何なのか。

どうにかするために具体的に何をするのか。

ピンチと言われる場面で・・

どうにかなる・・

という他力ではなく・・

どうにかする・・

という自力を全員で考えているチームこそが・・

本当のプラス思考なのです。

ピンチの場面で…

あらゆる想定とその練習をしてきたからこそプラス思考になれるのです。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。