


少年野球 親の視点になってはいけない指導者の眼

少年野球 守備練習でなぜ前に出なければいけないのか

野球というスポーツは実に面白いスポーツで・・
3割打てればいいバッターだと言われます。
逆を言えば10打席のうち7打席はアウトになっているわけです。
そう考えると【失敗】【ミス】のほうが多いスポーツと言えます。
少年野球では守りでも1試合ノーエラーという試合は少なく・・
どこかしらでエラーが出てしまうわけです。
打者であればアウトにならないように・・
守っていればエラーをしないように・・
練習をしているのですが・・
10割を打てる子もいなければ・・
今までエラーをしたことのない選手もいないのです。
野球というスポーツはミスが出るスポーツなのです。
特に少年野球はなおさらです。
そして・・
野球の面白さはそのミスを試合中に取り返せるスポーツだということです。
採点などがあるスポーツでは一つのミスが大きな減点になり命取りになることがありますが
野球は最終回のアウトまで何が起こるかわからないのです。
最終回まで何回か流れが変わります。
更に野球の面白さはそのミスを自分ではなく・・
仲間がカバーをしてくれることがあるという点です。
指導者の立場から見た場合はどうでしょうか?
監督さんやコーチの皆さんは当然の事ながら試合でエラーをしないように・・
何千本のノックを打ち指導されているわけです。
だから選手がエラーをすると怒鳴ってしまったり大きな声を荒げたりしてしまうのではないでしょうか?
お気持ちわからなくもありません。
私も試合でミスがないように練習をしているつもりです。
ですが・・
やっぱり出るんです。
特に小学生は・・。
大切なことはエラーをした後です。
そのミスを最終回までに取り返えせばいいだけです。
ミスは防ぐものです。
ですが・・
出るものなんです。
誰かのミスを誰かが取り返す事が出来るチームは・・
強くていいチームです。
だからこそ試合中に誰かがミスをしても雰囲気が壊れません。
皆さんのチームはどうでしょうか?
~年中夢球~