少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

高校野球 親の【終わり方】と【過ぎ去り方】

高校3年生になって1ヶ月なのに・・・

高校野球の終わりはもうすぐそこまで近づいています。

春大が終わると・・

「高校球児の親」でいられる時間はあっと言う間です。

小学生は1年生から入部すれば6年間。

中学生は部活でもクラブチームでも2年ちょっとの時間。

高校野球も同じく2年ちょっと…

少年野球が終わると本当にあっという間に時間が過ぎていきます。

高校3年生はあと数ヶ月で高校野球の終わりを告げます。

春が過ぎると…

「最後の…」

がとても多くなってきます。

「最後の合宿」

「最後の遠征」

「最後の練習試合」

そのひとつひとつが終わっていくと…

カウントダウンが近づいていることを嫌でも実感してきます。

ただ…

「最後の試合」だけは、いつ訪れるかわからないんですよね。

夏の大会は…

「最後の試合」にならないようにと考える毎日になってきます。

「甲子園へ」という思いより・・

「最後の試合になってほしくない」

その思いのほうが親は強くなってきます。

引退試合・・・

早い学校では5月や6月にメンバー外になることを告げられる選手もいます。

グラウンドの中で試合をする最後はメンバーの選手より早くやってきます。

親御さんも仕事や家事、他の兄弟の面倒もあり忙しいでしょう。

土日ぐらいはゆっくり休みたいと思うのでしょう。

でも・・

時間がある時は我が子の試合をやっぱり1試合でも多く見ていただきたい…

そう思います。

その時にお子さんはプレーヤーとして試合に出ていないかもしれません。

ですが・・

ユニフォーム姿の我が子の写真をしっかり目に焼き付けてほしい。

あと数ヶ月すると…

お子さんはユニフォームを着ることもなくなります。

「ユニフォーム姿」の我が子を見られなくなることが一番寂しい気持ちになります。

高校1年生の親御さんもあっという間にその時がやってきます。

『終わり方も』大事ですが・・

お子さんの高校野球の『終わり方』がどうなるかはわかりません。

グラウンドの中なのか・・

ベンチの中なのか・・

スタンドなのか・・

『終わり方』も大切ですが・・

『過ぎ去り方』も大切です。

夏が終わると…

『もっと観ておけばよかった』

そう思いますから。。。

「高校球児の親」と呼ばれ・・

「高校球児の親」でいられる時間は短い。

だからこそ充実しているのかもしれません。

高校1年生と2年生の高校球児の親御さんも・・

「今」を大切にして

短い「高校球児の親」を楽しんでください。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。