高知で講演会をさせて頂いた後に高知の小学生と中学生の女子野球の練習を観に行かせていただきました。
寒い一日でしたが選手達は元気いっぱいでした。
小学生と中学生の女子プレーヤーが一緒に練習をしている高知の女子野球選手達。
プレーの上手さにまずビックリしました。
そして・・
中学生の選手達が小学生の選手達の面倒をよく見てあげてるんです。
きっと中学生の選手も小学生の頃に同じように優しくしてもらったのでしょう。
大切な【伝統】が引き継がれている証です。
そして一番眼を引いたのは・・
どの選手達も【楽しく野球】をしている姿でした。
チームを率いている足達監督は
『チームである以上やはり勝つことは目標です。
ですが、まずは【野球を始めてもらうこと・野球を好きになってもらうこと・野球を続けていくこと】を大切に考えています』
そうお話しして下さいました。
女子野球も少しずつ認知されてきましたが・・
【環境の整備】はまだまだな部分もあり・・
女子選手が【野球】をする環境を我々大人は作っていかなければなりません。
高知の彼女たちも普段は自分の学童チームで練習をしている選手がほとんどだそうです。
その合間を見て女子チームで練習や試合をしています。
練習の合間に彼女達に話を聞いてみました。
私『二つチームがあると大変じゃない?』
選手『楽しいんで全然平気です』
と元気な声が返ってきました。
あるお母さんがこんな話をしてくれました。
『少年野球チームと女子野球とを上手く自分なりに使い分けているみたいです。目標もそれぞれ違うようなのでもう一つの 【家】のような感じなのかもしれません』
小学生の彼女達のチーム名は・・
高知【家】リトルガールズ。
中学生の彼女達のチーム名は・・
高知【家】ガールズ。
この【家】というのは高知県知事が
「高知県はひとつの大家族やき。」
をキャッチフレーズとし高知全体を「家」と見立てている言葉だそうです。
いつもは男の子と一緒にプレーする野球チーム。
そして・・女子だけの【高知家ガールズ】のチーム。
高知家ガールズは彼女達にとって・・
もう一つの【家】のような存在なのかもしれません。
~年中夢球~