少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 厳しさを自慢する親の本音

私自身3人の子供の親であり子供に対して厳しい態度で臨むことがあります。

指導者としても選手に厳しい言葉を掛ける時もあります。

厳しい親アピールになってませんか?

ただですね・・

当然、それは子供を想ってのことです。

『昨日、息子をぶっ飛ばしてやりましたよ』

『昨日、めちゃくちゃ説教してやりましたよ』

時々、こういう事を話してくる親御さんっていらっしゃいませんか?

当然、こういう親御さんも子供を想っての行動なのでしょうが・・

こういう言葉を言ってしまう時点でちょっと違うかなあと感じます。

【厳しい親ですアピール】をしているようにしか聞こえないんですね・・残念ながら。

ぶっ飛ばしたことや説教したことを自ら他人に話しても何もならないと思うのですが。

こういう方が父コーチになると・・

こういう方が監督やコーチをされるとこんなことがあります。

そのお子さんを他のコーチが注意しようとすると・・

注意する前にその子のお父さんが誰よりも早く・・

そして、大きな声で我が子を叱り始めます。

一見厳しいように見えるのですが・・

これ・・

他のコーチに叱られないように…

誰よりも早く我が子を怒りはじめます。

自分が叱ることで他の監督・コーチから叱られるのを防いでいるのです。

我が子の守り方が違います。

我が子を自分が叱るのはいいけど…

他人に叱られるのは嫌なんですよね。

親だからこそもあれば・・

親が叱ったほうがいいこともあれば…

他の人から叱ったこともいいこともあると思うんですね。

親だから見える部分もあれば・・

親だから見えない部分もあります。

逆に言えば・・

親だから誉めて嬉しいこともあれば・・

親以外の人に誉められて嬉しいこともあります。

厳しさとは他にアピールするものではなく・・

子供のことを真剣に考えて【敢えて】言うものです。

厳しいという漢字には【敢えて】という漢字が入っていますから・・

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。
コメント (1)
  1. ばらさん より:

    はじめまして。
    いつも楽しく拝読させていただいてます。

    高校一年の息子を持つ親です。正直、あと10年早くこのブログに出会いたかったです。

    息子は今も元気に野球を続けていますが、彼が学童軟式野球チームでお世話になっている頃の私はこの記事始めブログで良くでてくる典型的な『悪い親父』だったと思います。

    指導者の先回りをする、息子にはやたらキツく当たる。応援の仕方、息子のミスを親が謝るなどなど。
    ブログ拝見して胸の痛くなることばかりです。もっと苦しいのは『もうやり直すことができない』こと。

    私のような親はもう手遅れでしょうか。今悪い親父を演じていたことがわかった場合、どうしようもないのでしょうか

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