我が子の背中を押す親と・・
我が子に押し付ける親がいます。
ある野球少年が野球に行くのを嫌がりました。
野球を初めて1年の小学校2年生です。
この1年で何とかキャッチボールが出来るようになり・・
ノックのボールも少しずつ捕れるようになりました。
ですが・・
金曜日の夜に
【野球に行きたくない】
いきなり彼はそう言い始めました。
そして・・
『○○君は同じ時期に入ったのに試合に出られて野球が上手になっているのに僕は野球が全然うまくならない』
そう言って大粒の涙を流しました。
幼い頃から上達するのが遅いのは父である私にもわかっていました。
ですが、彼なりに上達していると思っていたので・・
この出来事は私にもショックでした。
その時・・
妻が彼の生まれたころからのアルバムを引っ張り出してきたんです。
あなたは、生まれてきた時、こんなに小さくて一人で歩くことも出来なかったのよ・・
それが一人で歩けるようになって言葉も話せるようになった・・
言葉が話せるようになったら字も書けるようになった・・
キャッチボールだって出来るようになった・・
野球に行きたくないと伝えられるようになった・・
あなたは・・
ゆっくりだけど・・
どんどん出来る事が多くなっていったんだよ。
野球もきっとそう。
これから出来る事がたくさん増えと思うよ。
ゆっくりでいいんだよ。
ゆっくりで・・
そう言われた息子は
『野球に行く!』
そう言って泣くのを辞めました。
これは私の知り合いのfacebookの投稿です。
素晴らしい奥様ですね・・
この奥様はお子さんの
『背中を押してあげた』
のだと思います。
親は子供の【背中を押す】もの。
親が【レールを引く】ことでもなく・・
親が【押し付ける】ものでもなく・・
背中を押すのです。
我々大人も人生の岐路に立たされることがあります。
その時に【誰かに背中を押して欲しい】と思う時がありますよね。
それは言葉だったり・・行動だったり・・
その背中を押し見守ることを・・
【応援】と呼ぶのではないでしょうか?
~年中夢球~