野球は習い事じゃない・・
親が習い事感覚で野球をさせている・・
こんな言葉を耳にすることがあります。
習い事と聞くと・・
月謝を払ってあとは先生にお任せする。
そんなイメージを持ちますよね。
ピアノやそろばん・・
などがイメージとして湧いてきます。
当然の事ながらその月謝は先生のお給料になるわけです。
少年野球の指導者の方はお給料をもらっているわけではないので
あれは【月謝】ではなく【部費】です。
時々・・
『月謝を払っているから子供を面倒見て!』
という親御さんがいらっしゃいますが・・
月謝を払っているから…
というのは違います。
【習う】と【学ぶ】の違いをご存じでしょうか?
習う・・
知識や技術などの教えを受ける。教わる。
学ぶ・・
勉強する。学問をする。
辞書にはこう書いてあります。
そう考えると・・
習う場合、教える人の存在が必要になります。
学ぶ場合、教える人がいなくても自分一人でも出来る事があります。
少年野球という現場は習う所であり学ぶべき所でもあると言えるのではないでしょうか?
監督・コーチから野球を習い・・
自らの手で学ぶ。
その2つがあって子供が成長する場になるはずです。
習うという言葉にはもう一つの意味があります。
【経験を積んで慣れる】
つまりは【習う】は【慣らう】とも言えます。
野球は身につくまで繰り返し繰り返しやっていくことが大切です。
「習うより慣れよ」という言葉があります。
習ったうえで、習いながら、慣れるまで繰り返す。
そして、挫折や喜びを学んでいく。
そう考えると・・
子供達が一番最初に習う少年野球の指導者の役目はとても重要です。
少年野球は技術を【習う】こと意外に学校で教えてもらえないたくさんのことを【学べる】場所でもあるのではないでしょうか?ます。
~年中夢球~
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