【言葉は心の使い】
ということわざがあります。
心に思っていることは自然とあらわれるということ。
本来、言葉というのは心に思っていることを表わすもので・・
思ってないことは言葉に出てこないものです。
子供を励ます声もあれば・・
子供を叱る声もあります。
子供を勇気づける時もあれば・
子供を正すこともあります。
大切なことは・・
その言葉は心を通って外に出てきたものですか?
ということです。
心を通ってきた言葉は・・
子供に伝えようとする言葉です。
心を通って来ていない言葉は・・
自分の感情だけで口から出ただけの言葉です。
心から喉を通ってきた言葉は潤いを持ちますが・・
口だけの言葉は乾いた言葉として外に出ていきます。
しかし・・
言葉というのは、便利に出来ています。
中には自分の都合のいいように言葉を使う人もいます。
嘘をついてしまった自分をごまかすために・・・
自分を大きく見せるために・・・
自分を良く見せるために・・・
ついてしまう言葉もあります。
言葉に嘘や偽りがあると・・
その時だけは繕(つくろ)うことは出来るかもしれませんが・・
やがて糸が解れてしまいます。
繕い人になってはいけません。
心を通って外に出て来た言葉は・・
行動に変わります。
心を通って来ていない言葉は・・
その場だけで終わってしまいます。
叱ったとしても・・
この子のために自分が何が出来るのかを考え・・
行動に変わるのです。
子供だけではなく・・
人間関係でも・・
一番信頼される人は
自分のために行動してくれる人のような気がします。
子供は敏感です。
親御さんや指導者の方が心を通って来た言葉かどうかをきちんとわかっています。
~年中夢球~
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