


少年野球 ユニフォームの汚れから母がわかるもの

少年野球 レギュラー取れないんですという親の声

私は父母の方に選手に試合中の【応援】はお願いしていますが・・
選手への【指示】はお断りしています。
①ランナーに向かって『走れ!』
白熱してくるとランナーの選手に『回れ!回れ!』『止まれ!』『ゴーゴー!』と大声で言う親御さんがいらっしゃいます。
これは完全な【指示】です。
まして大人の声は大きく響き子供が混乱します。
②ストライクを見逃すと『打てよ!』
言いたくなる気持ちもわかりますがベンチから【待て】のサインや1球目は様子を見たい場面もあります。
ベンチの策を理解して頂きたいです。
③守備に『もっと前だよ!』
バッティングがいいチームに【ワンヒットはOK】と子供に指示を出し外野手を下げていることがあります。
ポテンヒットが2本続くと
『外野、前だよ!前!』
という声を耳にする時がありますが私からすると想定内のワンヒットなのです。
④試合前に『緊張するなよ!』
これも・・と思うかもしれませんが・・
試合前に緊張している子に『緊張するな』と言う事で何の効果もありません。
逆に余計に緊張度が増してしまうケースがあります。
メンタルコーチの視点で言えば【緊張している自分】を
【緊張していない自分】にしてしまうことはいいことではありません。
⑤ブルペンの我が子に『向こうは変化球合ってないぞ!』
ピッチャーのお父様で我が子がブルペンに行くと心配で側まで行かれるお父様がいらっしゃいます。
側に行くまでならまだしも・・
『向こうは変化球合ってないぞ』 『丁寧に低めつけよ』などとおっしゃる方がいますが
これは完全な【指示】です。
⑥ベンチの選手に『もっと声出しなさいよ!』
少年野球の試合を観ているとこの声を大きく出しているお母様を見かけます。
ベンチを奮起させたいお気持ちもわかりますが・・
この声を出すのもコーチの役割で父兄の方の役割ではありません。
⑦『相手ピッチャー疲れてるよー』
相手チームのいいプレーに【ナイスプレー】と声を掛けることは素晴らしいことだと思いますが
このような声は指示でもなくただの【野次】です。
ゲーム中は大人も熱くなってしまうものです。
ですが【応援】に熱が入りすぎて【指示】になってしまっていることがあるかもしれません。
~年中夢球 photo buchiko~