子供は『野球を上手くなりたい』と言うが・・
自主練を全然しない・・
やる気が感じられない・・
そんな風に思っている親御さんも多いと思います。
僕は野球への『意識レベル』は『技術レベル』に比例すると思っています。
『野球を上手くなりたい』
『甲子園に行きたい』
『チームで優勝したい』
こういう『~したい』感情が強い子供は野球が上手になります。
『~したい』の感情が弱い選手が持っていなくて・・
『~したい』の感情が強い選手が持っているアイテムがあります。
何だかわかりますか?
それは『覚悟』というアイテムです。
覚悟が決まれば自主練も手を抜かないでしょう。
人が見ている見ていないも関係なくなるでしょう。
『監督が素振りをしろって言ったから』
『親がレギュラーを取れって言ったから』
自分以外の他人の名前を出す選手は『覚悟』が決まっていない選手です。
覚悟を持った選手は信じているんです。
未来の自分を…。
自分に希望を持っているんです。
自分と両思いなんですね。
覚悟が決まっていない選手に
『素振りをしろ』
『一生懸命やれ』
という言葉を投げ掛けても効果はありません。
こういう子供たちも・・
もっと打ちたい。
もっと速いボールを投げたい。
そう思っているかもしれません。
ですが『覚悟』というアイテムを持っていないので自主練も長続きしないし自主性も備わらないのです。
ではどうしたら『覚悟』というアイテムを持てるようになるのでしょうか?
覚悟を持つためには『タイミング』があります。
何もない時に『覚悟を決める』ことは難しいものです。
人間は挫折した時に覚悟のスイッチが入る時です。
サヨナラエラーをした時。
最後のバッターになった時。
悔しい負け方をした時。
高校生にもなれば自分と対話することもできますが
小学生には覚悟を決める時に対話をする人がいたほうがいいと私は思っています。
こういう時を見逃さずに指導者の方や親御さんが対話をし・・
その後に今度は自分一人で自分を見つめなせば『覚悟完了』です。
覚悟が決まる事で本当の意味で夢への扉が開いたと言えるのではないでしょうか?
お子さんの覚悟を決めるチャンスは必ずあります。
大人はそれを見逃さないようにしなければいけません。
~年中夢球~