少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球の悪口~大人が『する』ことに子供は『なる』~

子供の前で指導者の方や他の親御さんの悪口を言う親御さんがいらっしゃいます。

「あのコーチのことのアドバイスを聞いてから打てなくなったわよね」

「あなたをレギュラーにしないなんてあの監督も見る目がないわよね」

こういう言葉で落ち込んでいる我が子に元気を出して欲しいのかもしれません。

大好きなコーチの一言が・・

ですが…

こういう言葉で子供は本当に元気が出るのでしょうか?

私が少年野球の時に大好きなコーチがいました。

そのコーチが仕事で練習を休んだ翌週に私にこう聞いてきました。

「先週、どのコーチに教わった?」

こう聞かれたので

「○○コーチです」

そう答えると…今度は

「何を教わった?」

と聞かれたので

「バッティングの構えの時にグリップの位置を少し下げるように言われました」

そう答えました。

「わかってねえな…○○コーチは野球知らないから。教わったことは忘れて」

そのコーチは小学生の私にこう話しました。

自分のほうが上だと主張したかったのかもしれませんし・・

自分がいない間に指導をされたことが気に入らなかったのかもしれません。

ですが…私には…

この言葉を聞いた時から

「大好きなコーチ」から

「悪口を言う大人」にしか見えなくなってしまいました。

アイツは野球を知らない

私は学生時代のある先生にこう言われたことがあります。

『悪口を言う人の発言のほとんどは、実は自分自身に対して言っているんだ』

人の悪口ばかりを言っている人は、言葉では相手を悪く言っているけども

『その悪口は実は自分に向けられている』ということなんですね。

そう考えることによって相手に悪口を言う時に止まるはずだと教わりました。

自分が言われたらどういう気持ちになるかというのはそういうことだと教わりました。

その気持ちの弱さを隠すために…

人の悪口を言うことで、自分が強いということを周囲に訴えているのかもしれません。

『アイツは野球を知らない』

『アイツは○○までしか野球をやっていない』

あの時私にこう発言したあのコーチの方も

正に『自分が強い』ということを誇示したいのかもしれません。

子は親を真似ます

指導者に不満がある親御さんもいらっしゃるでしょう。

ですが『子供の前』でそれを言ってはいけません。

『あのコーチの言うことを聞いてから打てなくなった』

たった数試合でこう言われては指導者の方もかないません。

そして自分自身は努力したのでしょうか?

他人の悪口を言う前にやることはあるはずです。

子供は親を真似ます。

親が悪口を言う子供は子供も悪口を言います。

大人が『する』ように子供は『なる』のです。

何かあっても自分のせいだとはせずに周りの人の悪口を言って解決しようとします。

指導者だけではありません。

チームメイトやチームの親御さんの悪口を子供の前で言ったら・・

子供のためと思っての発言なのかもしれませんが・・

子供はどう感じているでしょうか?

『悪口を言う大人』が目の前にいる親だと心の中で思っているかもしれません。

~年中夢球~

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野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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