皆さんのチームはバッティング練習にどれぐらいの時間を使っているでしょうか?
守備に時間を多く使うチームもあればバッティングの時間に多くの時間を使うチームさんもあり
それはチームの一つの特徴と言えるでしょう。
私はバッティング練習にかなりの時間を使う方です。
①素振り
②フリーバッティングに入る前にティー
③2箇所でマシンを使って一人20球×2回
*終わったら鳥籠でバント練習
④2箇所で目的を持ったフリーをマシンを使って一人20球×2回
*変化球打ち、アウトコースなど・・
⑤2箇所で手投げで一人20球×2回
⑥一本打ち
こんな感じでいつも練習をしています。
フリーバッティングだけでも一人100球は打っています。
まずこの一人100球を打つために必要な事は何でしょうか?
それは大人の数です。
私はフリーバッティングの時は選手の後ろにいて指導をしています。
①マシンにボールを入れる大人が2人。
②バッピをしてくれる大人。
③守備を球拾い感覚にならないように守備を見てくれる大人が内野・外野で最低一人ずつ。
④バント練習を見てくれる大人が一人。
⑤ティーを見てくれる大人が出来れば二人。
子供に数多く打たせてあげたければ大人の数もそろってなければいけません。
『バッティングは楽しいものだ』
とよく言われます。
確かにそうです。
ただ【楽しさ】だけ求めてはいけない部分もあります。
試合で打つためには【心地悪い練習】もしなければいけません。
マシンの速度の速い打撃練習は子供は嫌がる子もいます。
しびれるのを怖がりフルスイングをしない子もいます。
ですが・・
速いボールに目慣れをしその球を強く打たなければ試合でいいピッチャーは打てません。
子供は気持ちよく打ちたいでしょうし我々大人も気持ち良く打たせてあげたいと思いますが・・
【心地悪い練習】が試合での【気持ちいい結果】に繋がっていくものもあるのです。
素振り⇒ティー⇒フリーが同じスイングになっているかどうかを僕はよく見ます。
素振りやティーがすごくいいのにフリーがになると・・
ボールに全く当たらない子って皆さんのチームにもいらっしゃいませんか?
素振りやティーでの振りがいいのにフリーでボールに当たらない子は
①タイミングの取り方が悪い。
②ピッチャーのどこを見ているのか?
③効き目の問題
こんな問題が考えられます。
それを自分の目で見たり連写したり動画を取ったりして改善していくわけです。
バッティング練習の指導とは実に難しいものです。
指導一つでバッティングが開花する子も少なくありません。
そして、少年野球だけではなく・・
中学や高校野球に繋がるバッティングを指導しなければなりません。
~年中夢球~