選手も・・
指導者も・・
親御さんも・・
チームへの愛情を持っているチームでしょうか?
自分の理想のチームに近づくまで私はかなりの年数がかかりました。
自分で考え行動できるチーム。
目配りと心配りが出来るチーム。
最後までがんばる成信力を付けられるチーム・・
最初の数年は自分でも失敗だらけで当時の子供には本当に申し訳ない気持ちになることが今でもあります。
数年経って・・
自分の指示がなくても自分たちで考えて行動できるようになってきたり・・
元気がない選手に自ら声を掛けてあげられるようになったり・・
こういう学年が最上級生になると下級生はこの子達の真似をします。
そうなると指導者が色々言う事もぐっと少なくなるわけです。
ある程度・・
自分の理想のチームになってきた時に
『そのプレーは旭リトルのプレーじゃないぞ』
『旭リトルの先輩たちもこの辛い練習を頑張ったんだぞ』
というように私はチームの名前を意識的に使いました。
チームへの愛情・・
チームのプライド・・
そういうものを持ってもらいたくて敢えてチームの名前を使っていました。
プロ野球で言うと元ジャイアンツの原監督もこのような『チーム愛』を選手に植え付けさせることが上手い監督でした。
マスコミなどに向けて敢えて
『ジャイアンツ愛』
という言葉を使っていたのは正にそうだと思います。
私の次男は今高校1年生で高校野球をしています。
その監督さんがやはり練習中や試合でも・・
高校名をたくさん出されるんですね。
この間、少し時間がお話しする機会があって伺ってみたら同じことをおっしゃってくれました。
そして・・
『自分がチームを好きにならなければ選手がチームを好きになってくれないですから』
そうおっしゃっていました。
そうなんですよね。
子供にチーム愛を持ってもらうのであれば・・
監督・コーチもチーム愛を持っていなければいけないんです。
それは親御さんも一緒です。
~年中夢球~