少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 平らな心は平らなグラウンドを作る

年中夢球というのはもちろんペンネームです。

私の本名は本間一平といいます。

心が平らになるように・・

昔は漫画にしか出てくるぐらいしかない名前で幼少の頃はあまり好きではありませんでした。

昔…

今は亡き親父に

『何で一平って付けたの?』

と聞いたことがあります。

親父は

『本当はな…心が平らな人間になりますように…っていう想いを込めて心平にしようと思ったんだけどな…みんなの心に平らに一つに出来る人間にって想いを込めて一平にしたんだ』

酒を飲みながらそう話してくれたことがあります。

この言葉…

実はずっと忘れていたのですが

最近ある場面でこの言葉を思い出します。

グラウンド整備を子供にやらせる理由

それは『グラウンド整備』の場面。

少年野球の現場にいるとよく大人の方がグラウンド整備をする場面を見かけますが私の本名はチームでは選手自らがグラウンド整備を行います。

しかも、かなりの時間をかけます。

親御さんの中には

『子供の練習時間を増やしてあげたいからグラウンド整備は私達が行います』

というお声もいただきます。

お気持ちはありがたいのですが私は

『子供の手でやれることは子供の手で行う』

という信念を持っています。

そして…

『グラウンド整備も練習の一つ』

だと考えています。

グラウンド整備をすることによってデコボコのグラウンドを平らにすることで思いきったプレーをすることが出来ます。

つまり…

グラウンド整備という練習は『技術の向上』に結び付いています。

野球で必要な目配りと心配り

グラウンド整備は『技術の向上』だけではありません。

デコボコのグラウンドを平らにしようとする心は様々な『気付き』を子供に与えてくれます。

『あ…ここは特にデコボコだな。これじゃアイツが怪我しちゃうかもしれない』

そんな風に仲間を想う『心』を持つことが出来ます。

デコボコのグラウンドを平らにすると・・

心も平らになるんです。

心が平らになると・・

周りが見えるようになるんです。

周りが見えるようになると・・

気遣いが出来るようになるんです。

気遣いが出来るようになると・・

心が優しくなるんです。

親父が付けてくれた…

『一平』

今では大好きな名前になっています。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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