少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 どこからがイジメなのか

親は我が子を守らなければいけません。

ですが…

その守りかたを間違えてはいけません。

どこからがイジメなのか

『子供がいじめられた』

親御さんからそう言われるケースがあります。

暴力は言語道断ですが・・

その殆どが子供同士の言葉の問題によるものです。

同じ言葉を言っても

A君は笑い飛ばしたけど…

B君は傷ついた。

同じ『言葉』でも受け取りかたで変わってきてしまいます。

またそれを相談された親御さんの行動にもよって変わってきてしまいます。

家族間で解決するのか指導者に連絡をするのか…

明らかに傷つける言葉は許されることではありません。

ですが…

その言葉もですか?

ということが少し多すぎるような気がします。

言ってい場面・言葉の境界線

明らかに手を抜いて練習をしている子に

『しっかりやれよ』

とある選手が言った。

『いじめられた』

と子供が親に言う。

もしくは、それを見ていた親がいじめだと言う。

僕は

『上手い・下手での声のかけ方はするな』

と子供に話しています。

『一生懸命やっているかどうか』

が声を出すタイミングだと話しています。

上手い選手でも手を抜いていればみんなから言われます。

ノックでなかなか捕れない選手でも一生懸命がんばっている選手にはみんなから激励の声が飛びます。

言っていい言葉・・

言っていいルールは指導者がしかりとした境界線を作る必要があると思います。

見守り方を間違えると・・

心ない言葉は確かに人を傷つけます。

言われた人の気持ちにならなくてはいけません。

もっと言えば言われる人の性格も考えなければいけないのかもしれません。

心ない言葉はいけませんが

『えっ…それも…?』

という言葉でも

『うちの子がいじめられました』

『うちの子が傷つきました』

何でもかんでも指導者に言ってくる親御さんがいるのも現実です。

言われた指導者の方は

『傷ついた』

と言われれば動くでしょう。

『そういうことを言うのは辞めなさい』

そう言わざるを得ないのではないでしょうか。

ですが…

その時は収まるでしょう。

ですが…

子供たちは…

収まったふりをしているだけかもしれません。

『あそこの親はすぐ文句を言ってくるから』

そんな想いが出てくると子供同士の距離も広がっていきます。

そして…

何よりも…

先がなくなってしまうかもしれません。

チームを卒団して…

彼らが20歳になった時に・・

何年か経ってお酒を飲み交わす時が来た時に・・

その子は呼ばれるのでしょうか?

呼ばれなかったら・・

また親が登場するのでしょうか?

今の守り方を間違えると・・

我が子の先が寂しいものになってしまうかもしれません。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。

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