【練習は嘘をつかない】
という言葉があります。
私もそう思っています。
ですが・・
練習が嘘をつくこともあるのです。
我々指導者が間違った指導をして練習させていれば
練習は嘘をつくのです。
私は自分の指導に対して常にこの部分と格闘してきたように思えます。
自分の指導には自信を持っていながらも・・
ひょっとしてどこか違うのではないか・・
そう考えてきたように思えます。
常に自分を『第3者的な視線』で見ることも必要です。
自分の指導に自信を持っていなければいけないとは思うのですが・・
【絶対的な自信】になるとそれは【過信】に繋がることもあります。
だからこそ・・
指導者は日々勉強をしなければいけないのです。
それでも指導者も苦悩と失敗の連続です。
だからこそ・・
少しでも・・
子供たちの練習が嘘をつかないように・・
我々が努力しなければいけません。
又、子供自らが練習に嘘をつかせないようにしなければいけません。
どのような時に練習は嘘をつくのでしょうか?
それは【意識の差】です。
例えば・・
朝のアップやストレッチ。
子供たちがアップやストレッチの時に部位を意識してやっているでしょうか?
又、朝のアップが適当になっていないでしょうか?
身体の動きを意識することは大切です。
何も意識しないで・・
ただやるのと求める理想の動きになるように、身体の動きを意識してやるのとでは・・
後々全く結果になってきます。
アップやストレッチをやっていた。
素振りやノックをやっていた。
やっていたという事実は一緒でも
『どういう意識でやっていたのか』
が大切であり、試合で練習が嘘をつくかつかないの差になってきます。
練習が嘘をつかないためにも・・
指導者も選手も必要なものは
【目的意識】です。
常に『考えること』です。
頭で考え・・
『考動』するのです。
何のためにこの練習をしているのか・・
そのためにどんな練習が最適なのか・・
指導者と子供がそういった目的意識を持つことができれば・・
『練習は嘘をつかない』はずです。
~年中夢球~