先週…
『背番号を貰いました。投げるかもしれないので観に来てください』
そう連絡が来ました。
連絡をくれたのは…
石川達也。
私の大事な教え子です。
2年前…
横浜高校の藤平と石川のダブルエース。
そう言われ神奈川を制し甲子園に行きました。
そして甲子園でのあの雨の履正社戦・・
その記事はこちらから↓
プロに行きます!
そう言っていた彼があの試合をきっかけに高校からプロへの道を方向転換しました。
そして・・
法政大学へ進んだ彼でしたが1年生の時は故障の治療に専念。
そして・・
大学での彼のピッチングを観に行こうと私は神宮へ足を運びました。
法政大学の先発は達也ではなく・・
高田君。
そして対戦相手の立教大学は途中から桐光学園の中川君が投げていました。
2年前・・
達也と同じように甲子園を目指していた神奈川の選手達です。
そして・・
高田君のリリーフで達也は3回を投げました。
彼の投げる姿を見たのはあの甲子園の時以来・・
また成長した達也を観れたことは本当に嬉しかったです。
そして・・
あの二年前の夏にユニフォームは違えども甲子園を目指していた高田君と中川君。
彼等が戦いの場所を高校から大学へ移し頑張っている姿にも胸を打たれました。
特に桐光学園と横浜高校の試合に私は感動したことがあるのですがその記憶も蘇ってきました。
その記事はこちらから↓
あの2年間の夏の高校球児たち・・
野球を続けている選手も・・
野球を辞めてしまった者も・・
あの夏が『今』の自分の糧になってくれている。
そう感じてくれていると信じています。
サヨナラエラーをした選手も・・
最後のバッターになってしまった選手も・・
あの2年前の熱い夏が今の自分を支えてくれているはずです。
そして・・
これからその熱い夏を迎える高校3年生にも・・
2年後に振り返った時に自分を支える夏にしてほしい・・
そう願っています。
石川達也はリトルからずっと
『プロに行きます』
そう言ってきました。
ですがあの履正社戦に敗れた後に・・
『今のままではプロでは通用しない』
そう言って大学進学を選びました。
将来、彼がプロに入ったときにあの試合が
『自分を変えてくれた試合』
になっているはずです。
プロ野球選手になる。
そう言っている彼の夢は…
僕の夢でもあります。
その日が来るまで…
がんばれ!達也!
~年中夢球~