少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 なぜ子供はゲームに夢中になるのか

私が小学生の頃はゲームがそんなに普及しておらず記憶にあるのはゲームウオッチぐらいしかありません。

年齢がばれますが(笑)

今の子供たちは何故あんなにゲームに夢中になるのでしょうか?

本当の楽しさとは・・

私は・・

本当に楽しいものは楽ではないし楽なものは本当に楽しいものとは言えない。

そう思っています。

楽しく野球をやってほしい。

そんな親御さんの意見を耳にすることがありますが・・

野球の真の楽しさとは・・

何千回とバットを振って・・

その中で打てた一本のヒットであったり。

辛い走り込みをした結果・・

完投勝利出来た喜びであったり。

そういう厳しさの中から体感した喜び本当の野球の楽しさだと思っています。

本当の楽しさとは・・

ゲームはどうでしょうか。

ゲームこそ楽で楽しめる娯楽だと思います。

だからこそ・・

子供は夢中になるのかもしれません。

ゲームをしていて・・

辛いと思うこともありません。

泣きたくなるような

辛い練習もありません。

私自身ゲームはやりませんが・・

たまにやってみると確かにゲームは楽しいものですが・・

10年後思い出すのは野球・ゲームのどちらでしょうか?

ですが・・

今の野球少年たちが10年経って・・20年経って・・

大人になった時に思い出すことはゲームではなく野球のはずです。

それは・・

本当に楽しいものは楽ではないし楽なものは本当に楽しいものではなかったことに気付くからではないでしょうか。

ゲームは実体験ではなくバーチャルなものです。

ゲームをクリアしたのは自分ではなく・・

画面上の登場人物です。

野球に限らずスポーツというのは自分が体験し体感し心と体に染み込んでいるものです。

辛いことも楽しいことも・・

自分の体と心で感じているわけです。

たまの息抜きでゲームもいいでしょう。

ですが今の時代だからこそ・・

子供たちには楽ではない楽しさを知ってほしいのです。

ゲームに夢中にさせているのは我々かもしれません

平日・・

野球がしたくても出来ない環境が今あります。

公園で野球をしようとしても・・

バットを振ることを禁止します。

ボール投げを禁止します。

子供たちには様々な『規制』がかけられています。

そのため屋外の公園に集まっているにもかかわらず・・

ゲームをしている子供をたくさん見かけます。

ゲームに夢中になる環境を我々大人が作ってしまっているのかもしれません。

本当の楽しさとは何なのか・・

野球の指導者である以上・・

子供たちに伝えていきたいことだと思っています。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。
コメント (1)
  1. 中阪一彦 より:

    今の子供たちはかわいそうですね⁉️
    野球をゲームで覚えてるので、用語等の知識は有るが、体は別。
    子供たちのリュックの中には二人が三人に一人はゲームが、五六年生は殆ど携帯が入っている状況です‼️
    悲しいのですがしょうがないですかね‼️

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