少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 一人の選手を集中砲火させるチーム

言う…

言葉にする。

忍…

外から見られないように隠す。

この2つの漢字が合わさって「認める」という漢字になります。

仲間を認め合えるチーム

大事な試合で・・

ミスをしてしまった選手がいる。

「大丈夫だ!次に俺が打って取り返してやるからな!」

認め合ってるからこそ、表として出る言葉だと思います。

それは、きっと辛い練習を共有することによってお互いを認め合ったからこそ出る言葉です。

言葉でなく心で認め合っている部分もたくさんあると思うのです。

技術的に厳しい選手でも歯を食いしばっている姿。

道具を率先して出している姿。

常に元気な声を出している姿。

「アイツがんばってるなあ・・」

って認められる所が・・。

仲間を認め合えないチーム

一人の選手を集中砲火しているチームさんが過去にいました。

「〇〇!声出せよ!」

「〇〇!何やってんだよ!」

周りの選手がその選手だけに言う。

ひどいチームになると指導者が煽っているケースも見かけます。

言われてる選手はうつむいているだけ・・

これって認め合いの声でしょうか?

言われてる選手の言葉に出来ない「忍」の部分はどうなるのでしょう?

声は認め合えているかどうかで受け取り方が違う

言わなければわからない事もあります。

でも・・

言えない「忍」の部分も、周りの選手や指導者は、見ようとしなければならないのだと思います。

それがわかって

「認め合い」

だと思うのです。

認め合いがなければ

「ヘイヘイどうした~!」

という仲間の一言がただの悪口に聞こえてしまう。

認め合っていればそれは激励に聞こえるはずです。

仲間に出す声は

『認め合って出す』

ものとそうではないものでは全く別のものになってしまうわけです。

僕はみんなに認められているのでしょうか?

過去にある選手が私にこう言ったことがあります。

『僕はほかの選手に認められているのでしょうか?』

その選手に私はこう言いました。

『お前がそう思っていることがもう認められている証拠だと思うぞ』

チームワークというのは『個』の集まりです。

勝利という目的が同じであってもその『個』は強烈な個性を一人一人が持っています。

その『個』を選手同士が『認め合い』をすることによって『チーム愛』が生まれてくるはずです。

私の経験上ですがこの『個』の力が強くチーム結成時にバラバラだったチームがお互いを認め合ったときは強烈な『チーム』になります。

そして、個を認めることは選手同士だけでなく我々指導者も同じです。

どんな子でもまずは『認めてあげる』ことから指導者は指導が始まるのだと思います。

~年中夢球 photo buchiko~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。
コメント (1)
  1. 夢球小僧 より:

    いつも、拝見させて頂いております。
    共感、納得、賛同、時にはチョト少しと様々な思いをさせていたけだます
    最近、感じる事があります。
    これは私の率直な感想ですが、失礼とは思いながら書かさしていただきます。
    最近は何か記事を書くために書く事を探しておられるのか?と感じます。
    確かに勉強になることがほとんどです。
    指導者、保護者と少年野球に関わるすべての者が年中夢球に書かれていることを考え子供たちに向き合って行けば良い環境になって行くのは間違いないと思います。
    ただ、次々と記事が出るとなんか…
    読む期待と楽しみ、また中身が残らず無くなっていく様な気がするのです。

    私には年中夢球は少年野球界の素晴らしい教科書だと思いますので、いつまでも連載が続いてほしいです!

    数は少なくてもいいので書き続けてください。
    今後も良き野球小僧のために読まさせていただきます。

    失礼な感想、申し訳ありませんでした。

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