少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球 信頼されない指導者が行う5つのこと

少年野球の現場にはいろいろな指導者の方がいらっしゃいます。

①監督・コーチのユニフォームの身だしなみ

いい選手のユニフォーム姿の着こなし姿は格好いいものです。

大人のユニフォーム姿も子供たちは見ています。

アップシューズのかかとを踏んでいませんか?

マジックテープをきちんと付けていますか?

ユニフォームの第一ボタンまできちんとしめていますか?

ストッキングをきちんと着用していますか?

何故、ストッキングをしなければいけないのかを子供達に指導していますか?

時々アンダーストッキングだけで練習をしているチームさんを見かけしますが、指導者の方を見るとやっぱりストッキングを着用していないんですよね。

大人の「身だしなみ」を子供は見ています。

②監督・コーチの遅刻

時には交通渋滞や家庭の事情によって集合時間に遅刻してしまうこともあるでしょう。

ですが、毎回毎回というのは・・

いかがなものでしょうか。

「時間を守る」ということは「約束を守る」というマナーの初歩的なものです。

遅刻をしないということは、相手の時間を大事にするということです。

つまり相手の気持ちを大事にするということです。

毎回5分・10分遅刻する指導者がいたとします。

私が言いたいのは「5分ぐらいならいいだろう」と思うその気持ちです。

謝れば許してもらえるだろと思うその気持ちです。

5分間待っている子供の

「野球をしたいという時間」

「野球をしたいという気持ち」

を大切にしていないことは許されることはありません。

「約束」を守れないそのような指導者を子供は信用をしていないはずです。

そして、親御さんは、子供をその時間に間に合わせるように前の晩からお弁当の用意をし、洗濯をし準備しているわけです

5分、10分でも遅刻は遅刻なんです。

その5分がどれだけの人間に迷惑をかけているのかを考えなければなりません。

③選手への声

子供達は指導者をよく見ています。

指導者が子供に対して言った言葉を聞いて、これは言っていいんだなという線を作り上げていきます。

指導者がある選手に肉体的なことを発言したりすれば周りの子も言い始めます。

もちろん、それを言われて流せる子もいれば、そんなの気にしていないという子もいます。

言われた子が強くならなければならない部分のもあるでしょう。

ですが、指導者が言ってしまっては周りの子も

『あのコーチが言っていたから』

と思い始め言ってくることもあります。

その時に『そういう事を言ってはだめだ』と言っても本人が言ってしまっていたら、注意していても説得力がありません。

身だしなみも遅刻も人への声も野球以外に通じるものだからこそ、しっかりとした『お手本』になるよう心がけるべきです。

④事実を伝えられない指導者

私自身、指導者として親御さんに接するときに一つだけ気をつけていることがあります。

それは「本当のことを言う」ということです。

親御さんに気に入られようとしたり・・

親御さんに元気を出してもらおうとしたりして・・

事実でないことを言ってはいけません。

 

『がんばっていない子』を『がんばった子』

として親御さんの前で創り上げてはいけないと思いますし逆に

 

『がんばった子』を『がんばっていない子』

として創り上げてもいけません。

本当のことを言う指導者だからこそ親御さんからも信頼されるはずです。

⑤モンスターママを抑えらない指導者

明らかなモンスターペラレンツがいたとします。

『うちの子を試合に出させてください』

もしくは所謂『ボスママ』と呼ばれるお母様で他のお母様への当たりが強い。

保護者の方がどうしようもなくて監督・コーチに相談されることもあります。

『それは親の問題だから・・』

『私が言うことではないので・・』

そういう時に逃げてしまう監督さんはいかがなものでしょうか?

ことなかれ主義では人の上にはたてません。

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。
コメント (1)
  1. つぅ より:

    いつも、ためになります。ありがとうございます。

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