少年野球~高校野球 野球少年の親と指導者のブログ

少年野球~良い指導者と悪い指導者のたった一つの違い~

良い指導者・・

悪い指導者・・

それは人それぞれに思うことがあるでしょう。

教え方がうまい。

勝てる指導者。

野球の楽しさを第一に考える監督・コーチ。

何を持って

『いい指導者・悪い指導者』

と言うのは難しいことでしょう。

良い指導者と悪い指導者の違い

ですが一つだけハッキリしていることがあります。

それは

『子供を応援しているかどうか』

です。

大半の監督・コーチの皆さんは野球少年を心底か応援していることとと思います。

ですが・・

『この人は本当に子どもを応援しているのだろうか?』

と思える監督・コーチさんがいらっしゃいます。

『お前は本当に何をやってもダメだな』

『お前は野球に向いていないから辞めてしまえ』

こういう言葉を言い子供の可能性を切り捨ている方は

子供を応援しているようには見えないのです。

応援する気持ちがあれば・・

応援する気持ちがあれば

『あの子がどうやったら打てるようになるのか?』

『あの子がどうやったらコントロールが良くなるのか?』

を真剣に考え練習メニューを考えたりしますよね?

それは子供を『応援する』という気持ちがあるからこそです。

がんばっている子供にどうにかしてあげたいという応援の気持ちがない指導者は

その子をどうしたらいいかも考えず否定の言葉ばかりを並べます。

時には叱ることも『応援』です

『応援する』という形は決していつも誉めているということではありません。

彼らの野球人生を本気で応援しているから『悪い所』があれば叱ることもあります。

ただその『悪い所』はエラーをしたことでしょうか?

三振をしたことでしょうか?

僕の中では

『一生懸命やらなかったこと』

が『悪い所』です。

野球が上手い・上手くないで叱ってはいないでしょうか?

叱るべきポイントが違います。

子供は失敗の連続です。

大人だってそうのはずです。

会社に行っても子育てでも・・

我々は失敗の連続ではありませんか?

子供は私たち大人以上に失敗をします。

でも・・

何度エラーをしても・・

何度三振をしても・・

我々指導者は

何度でも応援するのです。

出来た出来ないのではないのです。

応援するのです。

応援する

一生懸命やらなかった場合は私も叱ります。

全力疾走を怠った場合は叱ります。

彼らの野球人生を応援しているからこそ叱ります。

『叱ることが否定的』捉えがちな世の中ですが

『悪い所』を叱らずにそのままにしていることのほうが罪が大きいのではないでしょうか?

それは『応援』になってはいない。

『見過ごし』ているだけではないでしょうか。

出来る出来ないではなく子供を

『応援すること』

その応援する気持ちから全ては始まるはずです。

逆に言えば

子供を応援する気持ちがない指導者は

子供を指導する資格がないのではないでしょうか。

そして『少年野球』という今だけでなく・・

中学も・・

高校でも・・

その先も・・

ずっとその子たち応援し続けていくことが本当の指導者なのではないでしょうか?

~年中夢球~

この記事を書いた人
野球少年を持つ親御さんと指導者の皆様へ元気を送り続ける[年中夢球]です。 神奈川野球雑誌『ОNEDREAM』に連載中。
コメント (2)
  1. 戸田っち より:

    叱らずに見過ごす方が大罪‼️
    いい表現です。野球だけでなく、今の社会全般に通じます

    1. 管理人 より:

      褒めることが重傷視される今だからこそ叱ることの重要性も必要だと思います。

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